◎気象局はテヘランを含む多くの地域で大雨による洪水や土砂崩れが発生する恐れがあると警告している。
国営イラン通信(IRNA)は13日、北部と西部地方で大雨による洪水が発生し、少なくとも2人が死亡したと報じた。
IRNAによると、首都テヘラン郊外のカズビンで1人、西部の集落でもう1人が死亡したという。
また西アゼルバイジャン州では落雷で1人が死亡したと報告されている。
気象局はテヘランを含む多くの地域で大雨による洪水や土砂崩れが発生する恐れがあると警告している。
イランの一部地域は数十年に渡たり、干ばつと洪水に悩まされてきた。
専門家は安全対策を無視して河川沿いの低地や大雨の影響を受けやすいエリアに建物や道路が建設されていると指摘している。
昨年7月に発生した洪水では全国で少なくとも61人死亡、数万人が避難を余儀なくされた。