◎震源地は首都テヘランの東方約800キロ。震源の深さは不明。
イラン北東部で18日、マグニチュード5.0の地震が発生し、少なくとも4人が死亡、120人が負傷した。国営イラン通信(IRNA)が19日に報じた。
それによると、震源地は首都テヘランの東方約800キロ。震源の深さは不明。
イラン赤新月社は声明で、「救護チームを現地に派遣し、3つの仮設キャンプを設置した」と明らかにした。
イランの直下には活断層が複数あり、平均して1日に1~2回地震が発生している。
2003年に発生したM6.6の地震では2万6000人以上が死亡したと推定されている。
2017年に西部を襲ったM7.0の地震では600人以上が死亡、9000人以上が負傷した。
IRNAによると、隣国のアフガニスタンとトルクメニスタンでも揺れが確認されたという。
イラン政府はこの地震に関する声明を出していないが、IRNAは政府高官の話しとして、「被災地に調査団を派遣した」と報じている。