インドネシア土砂崩れ、死者18人に、34人行方不明
土砂崩れはジャワ州郊外の複数の集落で13日に確認され、数十棟の家屋が全壊し、1000人以上が避難を余儀なくされた。
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インドネシア中部ジャワ州郊外で発生した土砂崩れについて、国家災害対策庁は17日、救助隊がこれまでに18人の遺体を収容し、行方不明になっている34人の捜索を続けていると明らかにした。
土砂崩れはジャワ州郊外の複数の集落で13日に確認され、数十棟の家屋が全壊し、1000人以上が避難を余儀なくされた。
この地域では12日午後から大雨となり、複数の河川が氾濫した。
国家防災庁(BNPB)の報道官は声明で、「13日夕方までの集中豪雨で引き起こされた土砂崩れは3つの集落を襲い、さらに多くの犠牲者が出ると予想される」と述べた。
現場には軍兵士や警察官を含む500人以上の救助隊員、22台の掘削機、災害救助犬やドローンも投入された。
被害の全容は明らかになっておらず、中央政府と関係自治体が協力して対応に当たっている。
ジャワ州では15日午後にも別の土砂崩れが発生し、少なくとも30戸の家屋が全壊。死傷者の情報はない。
この現場では800人以上が自治体の避難所に身を寄せているという。
インドネシアの雨季はおおむね11月から4月ごろまで続く。
