◎負傷者が出たという報告はなく、自治体が被害の有無を確認している。
インドネシア東部パプア州で31日、マグニチュード6.5の強い地震が発生した。
米地質調査所(USGS)によると、震源地は州都ジャヤプラの北東約160キロの地点。震源の深さは10キロ。
国家防災庁は「余震に警戒する必要がある」と市民に呼びかけた。津波の心配はない。
地元メディアは州政府関係者の話しとして、「負傷者が出たという報告はなく、自治体が被害の有無を確認している」と報じた。
ハワイの太平洋津波警報センター(PTWC)もこの地震による津波の心配はないと報告している。
スマトラ島北部アチェ州でも30日にマグニチュード5.9の地震が発生している。
インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。