◎マラピ山は先月初めに大噴火し、噴煙の高さは1万5000メートルに達した。当局は登山中に噴火に巻き込まれた登山者24人の死亡を確認している。
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG)によると、噴煙の高さは約1300メートルに達し、広い範囲で降灰が確認されたという。
負傷者が出たという報告はない。
当局はマラピ山の噴火警戒レベルを10日に上から2番目に高いレベル3に引き上げ、周辺住民に避難を促している。
報道によると、少なくとも100人が公民館などに身を寄せている。
マラピ山は先月初めに大噴火し、噴煙の高さは1万5000メートルに達した。当局は登山中に噴火に巻き込まれた登山者24人の死亡を確認している。
火口から5~6キロほど離れた2つの集落では約1400人が生活している。
インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、火山の噴火、地震、豪雨による地滑りや洪水などの自然災害に毎年見舞われている。