◎大西洋のハリケーンシーズンは6月～11月末頃まで。最盛期は9月である。
カリブ海北東部で発達中のハリケーン・リーの勢力が今シーズン初のカテゴリー5になる可能性が出てきた。現地メディアが7日に報じた。
ハリケーン・リーは北米から遠く離れた太平洋上をゆっくりとした速度で西北西に進んでいる。現在のカテゴリーは2。
＜ハリケーンの勢力＞
▽カテゴリー1：秒速 33～44（m/s）
▽カテゴリー2：秒速 43～49（m/s）
▽カテゴリー3：秒速 50～58（m/s）
▽カテゴリー4：秒速 58～70（m/s）
▽カテゴリー5：秒速 70～（m/s）
米国立ハリケーンセンターによると、ハリケーン・リーはいくつかの島々に暴風雨をもたらす可能性が高いという。
ハリケーン・リーは7日遅くにカテゴリー5に発達すると予想されている。
国立ハリケーンセンターは声明で、「ハリケーン周辺の海域では急速に波が高くなり、風雨が強まる」と述べている。
それによると、生命を脅かすレベルの高潮が8日に小アンティル諸島を襲い、今週末には英領・米領バージン諸島、プエルトリコ、バハマ、バミューダに到達すると予想されている。
大西洋のハリケーンシーズンは6月～11月末頃まで。最盛期は9月である。
米国海洋大気庁（NOAA）は先月、今シーズンは14～21のハリケーンが発生し、そのうち6～11が大型、2～5が超大型になると予測していた。
一方、太平洋上ではハリケーン・ジョバがカテゴリー4に発達している。7日午前の位置はカリフォルニア州バハ南端の南西885キロ。西北西に時速25キロの速さで進んでおり、陸地が影響を受けることはなさそうだ。
