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▽12日の午後2時時点で北京国際空港と大興空港の693便が運航を取りやめたという。
黄砂に覆われる中国・北京市内(Getty Images/AFP通信)

中国・北京に黄砂が飛来し、数百の旅客便が欠航になった。国営メディアが12日に報じた。

それによると、12日の午後2時時点で北京国際空港と大興空港の693便が運航を取りやめたという。

当局は市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。40メートルを超える暴風を記録した地域もあったという。

中国中央テレビ(CCTV)によると、ユニバーサル・スタジオ・北京は少なくとも13日まで営業を取りやめたという。

紫禁城、頤和園、天壇などの史跡も閉鎖されている。サッカーの試合やその他屋外イベントも中止となった。

黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が大気中に浮遊あるいは降下する現象である。

中国では視界がほぼゼロになることも珍しくない。

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