ベトナム北部で暴風雨、1人死亡、1人行方不明 台風6号

台風6号はラオスで熱帯低気圧に変わったものの、広い範囲に大雨と暴風をもたらした。
2025年7月22日/ベトナム、ニャンザン、冠水した道路(AP通信)

ベトナム北部で元台風6号による暴風雨で1人が死亡、もう1人が行方不明になっている。警察が23日、明らかにした。

台風6号はラオスで熱帯低気圧に変わったものの、広い範囲に大雨と暴風をもたらした。

警察によると、台風上陸前の20日、北部ニャンザンで民家に倒木が直撃し、59歳の男性が死亡したという。

ニャンザンは海岸からラオスとの山岳地帯の国境に面し、20~22日にかけて大雨となった。

警察によると、女性1人が増水した河川に落ち、行方不明になっているという。

被害の全容は明らかになっておらず、自治体が調査している。

国営テレビは数百戸の民家が床上浸水などの被害を受けたと伝えている。

ニャンザイでは土砂崩れが多発、約400世帯が避難を余儀なくされた。

台風6号は22日朝に上陸、内陸部へ移動するにつれ弱まり熱帯低気圧に変わった。

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