▽雨は9日夜から8時間ほど降り続け、多くの家屋が浸水、主要道路が寸断された。
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アフリカ北部・ソマリアの首都モガディシオで大雨による洪水が発生し、少なくとも7人が死亡、市内の広い範囲が冠水した。現地メディアが10日に報じた。
それによると、雨は9日夜から8時間ほど降り続け、多くの家屋が浸水、主要道路が寸断された。
AP通信は政府関係者の話しとして、「市内各地で救助活動が行われている」と報じた。
市中心部の水位は腰の高さほどに達し、多くの車が立ち往生している。
被害の全容は明らかになっていない。
モガディシオ近郊の国際空港は一時運航を見合わせたが、その後、フライトを再開した。
バレ(Hamza Abdi Barre)首相は10日、「陸軍が立ち往生した市民の救助活動に当たっている」とSNSに投稿した。
大統領府も声明を出し、「関係機関が自治体と連携して被害状況を確認している」と述べた。
ソマリアは過去にも大規模な干ばつや極端な大雨など、気候変動に見舞われてきた。
現地メディアによると、モガディシオ以外の地域でも洪水が発生しているという情報があるという。