ブラジル南部リオグランデドスル州で洪水、2人死亡、2000人避難
被害の全容は明らかになっておらず、州政府と自治体が調査している。
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ブラジル南部リオグランデドスル州で大雨による洪水が発生し、少なくとも2人が死亡、2000人以上が避難を余儀なくされている。民間防衛当局が18日、明らかにした。
それによると、65歳の男性が行方不明になり、救助隊が捜索中。2000人以上が避難を余儀なくされたという。
リオグランデドスル州は1年前にも記録的な洪水に見舞われた。
TVグローボによると、同州の広い範囲で停電が発生し、道路の冠水、土砂崩れ、橋の崩落などが確認されたという。
被害の全容は明らかになっておらず、州政府と自治体が調査している。
国立宇宙研究所(INPE)は一部地域の週末からの雨量が350ミリを超えたと報告している。
リオグランデドスル州のレイテ(Eduardo Leite)知事は18日、X(旧ツイッター)に声明を投稿。「救助隊が被災地で対応に当たっている」と書いた。
またレイテ氏は「今後もこのような自然災害に対応するチームを強化し、同時に治水対策も進め、州内の河川の浚渫などを進めることが重要だ」と強調した。
リオグランデドスル州では24年4月末から5月の記録的な大雨により少なくとも181人が死亡、今も61人が行方不明のままである。