◎気象台や自治体は21日から週末にかけて大雨による災害が発生する恐れがあるとして、住民に警戒を呼び掛けていた。
ブラジル南東部リオデジャネイロ州とエスピリトサント州で大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも23人が死亡した。地元当局が24日、明らかにした。
エスピリトサント州政府は声明で、「22日の夜から降り続いた大雨により15人が死亡、5000人近くが避難を余儀なくされている」と明らかにした。
リオ当局は23日に8人の死亡を確認したと報告している。
TVグローボによると、エスピリトサント州郊外の集落で大規模な土砂崩れが発生し、多くの民家が全壊、これまでに13人の死亡が確認されたという。
被害の全容は明らかになっておらず、消防・警察・州政府が調査に当たっている。
両州のレスキュー隊は2次災害のリスクが高まっているとして、22日夜に救助活動を中断。23日午後に再開した。
気象台や自治体は21日から週末にかけて大雨による災害が発生する恐れがあるとして、住民に警戒を呼び掛けていた。