韓国豪雨、全国で14人死亡、12人行方不明、3800人避難

チュンチョン南道の5日間の雨量は多いところで800ミリに達した。
2025年7月20日/韓国、南部チュンチョン南道、洪水が発生した地区(AP通信)

韓国政府は20日、過去5日間の豪雨により、全国で14人が死亡し、12人が行方不明になっていると明らかにした。

それによると、首都ソウル近郊で20日、増水した川に1人が流され、その後遺体が見つかったという。

別の地区では家屋が倒壊し、1人が死亡した。

行政安全部は声明で、19日に南部チュンチョン南道で大雨による洪水、土砂崩れ、家屋の倒壊により8人が死亡し、6人が行方不明になっていると述べた。

また同省はソウル北東部と南部の光州でも6人が行方不明になっていると明らかにした。

ソウル南方のオサンでは16日の大雨により高速道路の擁壁が崩れ、土砂が道路に流入。車が埋もれ、3人が死亡。さらに、もう1人の死亡も確認された。

行政安全部によると、20日の午前9時時点で約3800人が自宅から避難している状態。気象台はほとんどの地域で雨がやんだため、各地に発令していた大雨・洪水警報を解除した。

チュンチョン南道の5日間の雨量は多いところで800ミリに達した。

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