ナイジェリア中部で洪水、21人死亡、10人行方不明

ナイジェリアの雨季は4月から10月頃まで続く。

アフリカ西部・ナイジェリア中部ナイジャ州で大雨による洪水が発生し、少なくとも21人が死亡、10人が行方不明になっている。地元当局が29日、明らかにした。

それによると、同州の2つのコミュニティで50棟の建物が浸水したという。

ロイター通信の取材に応じた州当局者は「これまでに21人の遺体を収容し、少なくとも10人が行方不明になっている」と語った。

SNSに投稿された動画には警察官が冠水した道路をボートで進む様子が映っていた。

地元メディアによると、ナイジャ州の北部地域では28日午後から大雨となり、広い範囲が冠水したという。被害の全容は明らかになっていない。

ナイジェリアの雨季は4月から10月頃まで続く。