メキシコ豪雨、死者37人に、住宅3万2000戸が損壊
政府は被災地に数千人の軍兵士を投入し、土砂の撤去や行方不明者の捜索に当たっている。
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メキシコ中部と南東部で発生した大雨による洪水・土砂崩れについて、地元当局は11日、これまでに37人の死亡を確認したと明らかにした。
政府は被災地に数千人の軍兵士を投入し、土砂の撤去や行方不明者の捜索に当たっている。
国家防災庁(CENAPRED)によると、中部イダルゴ州の被害が特に深刻で、これまでに26人の死亡が確認されている。
イダルゴ州では150の自治体で停電が発生。隣のプエブラ州では少なくとも9人が死亡し、1万6000戸以上の家屋が損壊した。
ベラクルス州でも5人が死亡。同州では陸軍と海軍が道路に流れ込んだ土砂や川の水位上昇で孤立した42のコミュニティから住民を救助している。
CENAPREDによると、ベラクルス州の55自治体でも約1万6000戸の住宅が被害を受けたという。
ケレタロ州では子供1人が土砂崩れに巻き込まれて死亡した。