モロッコ熱波、広い範囲に高温警報、45度超えも

モロッコは過去数年、猛烈な熱波に悩まされてきた。
アフリカ北部・モロッコのビーチ(shutterstock)

アフリカ北部・モロッコの一部地域に高温警報が発令され、気象台が注意を呼びかけている。

気象台は3日、人気観光地マラケシュを含む少なくとも9地域で最高気温が40~45度に達しい、45度を超える可能性もあると警告した。

それによると、熱波は4日まで続く見通し。

気象台は対象地域の市民に対し、不要不急の外出を控え、水分補給を含む熱中症対策を徹底するよう呼びかけている。

一方、首都ラバトや最大都市加算ブラカなどの沿岸地域の気温は比較的安定しており、25~27度で推移している。

モロッコは過去数年、猛烈な熱波に悩まされてきた。

モロッコはアフリカ大陸の北西部に位置し、サハラ砂漠の影響を受けやすく、内陸部や砂漠地帯では非常に暑くなることが多い。また地中海性気候の影響も大きく、夏は乾燥して気温が上昇しやすい。

SHARE:
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします