◎被害の全容は明らかになっておらず、首相府と暫定評議会が調査を主導している。
ハイチ北部(Matias Delacroix/AP通信)

ハイチ北部で大雨による洪水や地滑りが発生し、少なくとも13人が死亡した。地元当局が3日、明らかにした。

それによると、地滑りは第2の都市カパイシアンの南東に位置する集落近くで2日に発生。これまでに13人の死亡が確認され、数人が行方不明という情報もある。

北部では2日前から大雨となり、広い範囲が冠水した報告されている。

カパイシアンの地元当局によると、2200戸以上の家屋が浸水し、家畜小屋や橋が流されたという情報もあるという。

被害の全容は明らかになっておらず、首相府と暫定評議会が調査を主導している。

気象台によると、北部では今後1週間ほど雨模様の天気が続くという。

隣国の米領プエルトリコでも大雨が報告され、首都サンフアンの空港に着陸予定だった少なくとも12便がドミニカ共和国などへの迂回を余儀なくされた。

AP通信によると、プエルトリコの一部地域で浸水被害が確認されたという。死傷者が出たという情報は今のところない。

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