◎土砂崩れは25日未明に発生。川の近くに建てられた6軒の民家が巻き込まれた。
グアテマラの首都グアテマラ・シティ郊外で土砂崩れが発生し、1人が死亡、少なくとも18人が行方不明になっている。地元当局が25日、明らかにした。
それによると、土砂崩れは25日未明に発生。川の近くに建てられた6軒の民家が巻き込まれたという。
救助隊は少女1人の遺体を収容。10人の未成年者を含む少なくとも18人が行方不明になったとみられ、捜索活動が続いている。
地元メディアによると、少女の遺体は土砂崩れが発生した地点から5kmほど離れた川辺で見つかったという。
地元の消防当局はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「土砂崩れは24日の現地時間午前2時頃に発生し、6軒の民家とそこに住む家族を押し流した」と明らかにした。
グアテマラの雨季は11月まで続き、その間、山間部では土砂崩れが多発する。
地元メディアによると、住宅の建設を規制する法律はほとんど整備されておらず、土地が安いという理由で崖や斜面の近くに家を建てる人が後を絶たないという。