◎ギリシャは昨年から今年にかけて山火事を伴う前例のない熱波、深刻な干ばつ、大洪水に見舞われた。
ギリシャ、ロードス島の海岸(Getty Images)

ギリシャのロードス島とリムノス島が暴風雨に見舞われ、2人の死亡が確認された。地元当局が2日、明らかにした。

両島は週末に強風と豪雨に見舞われ、車がひっくり返り、停電や浸水が発生。レスキュー隊が洪水に見舞われた地域の多くの高齢者を救出した。

地元当局によると、レムノス島の集落で男性2人が死亡。数十人がホテルに避難した。

首相府の報道官は地元テレビ局のインタビューで、暴風雨に見舞われた地域の住民に対し、携帯電話のプッシュ通知による避難指示に従うよう促した。

報道官は「無駄骨になる可能性もあるが、悲劇に直面するよりは何千倍もましだ」と語った。

ギリシャは昨年から今年にかけて山火事を伴う前例のない熱波、深刻な干ばつ、大洪水に見舞われた。

地元メディアによると、ギリシャ本土の鉄道は2日、全線不通となった。東エーゲ海の島々、中央および南ギリシャ本土の一部には気象警報が発令されている。

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