◎ギリシャの山火事シーズンは9月末頃まで続く。
ギリシャの消防当局は8日、南部クレタ島に増援部隊を送り、300人態勢で山火事に対処していると明らかにした。
それによると、山間部の8つの集落の住民数百人が避難を余儀なくされたという。
炎はオリーブ畑、農地、低木を焼き尽くした。消防や警察などによると、8日午後の時点で負傷者は確認されていない。
消防庁は声明で、「首都アテネの専門部隊40人が8日遅くにクレタ島に拠点を置くチームに加わった」と明らかにした。
自治体は一部地域の住民に避難命令を出している。
山火事は極度の乾燥、高温、強風の影響で急拡大。焼失面積は明らかになっておらず、関係自治体が中央政府と連携して調査している。
最初の山火事は6日に確認され、第一陣が7日に現地入り。24時間体制で消火・監視任務に当たっている。
これまでのところ、家屋への被害は報告されていない。
強風が地上での消火活動を妨げる中、13機の放水機と8機のヘリコプターが消防士たちを支援した。
航空機は日没後に飛行を停止したものの、消防士たちは風が落ち着いたことを受け、夜間も放水や伐採を続けている。
ギリシャの山火事シーズンは9月末頃まで続く。出火原因は落雷、たき火、キャンプファイヤー、花火、下草やゴミの焼却処理など。極度の高温と乾燥で自然発火することもある。
中央政府は先月初め、全国で高温と乾燥が続き、山火事のリスクが高まっていると警告していた。
この夏、ギリシャ全土で2000件以上の山火事が発生。消防は過去20年間で最も山火事のリスクが高まっていると警告している。
しかし、そのほとんどが被害や死者を出す前に鎮圧されている。
消防によると、島の西側で発生した山火事のひとつが8日の夜明け前に勢いを取り戻し、住宅から数キロの地点に達したという。
消防は8日づけの声明で、「過去24時間の間に全国で合計35件の山火事が発生した」と報告した。
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