◎ギリシャはアフリカプレートとヨーロッパプレートの境界に近く、この規模の地震が頻繁に発生している。
ギリシャ北部で3日夜、マグニチュード5.2の地震が発生した。地元メディアによると、負傷者の情報はない。
アテネ地質力学研究所によると、発生時刻は午後7時3分、震源地は第2の都市テッサロニキの南東約40キロの沖合、震源の深さは15.9キロ。
その4分後にはM4.2の地震が数回観測された。
テッサロニキ大学の応用地球物理学・地震学の教授は地元テレビ局の取材に対し、「この地域の地震活動は継続中であり、今後2週間程度は同程度、またはそれ以上の地震が発生する可能性がある」と語った。
2日にも同じ地域でM3.9の揺れが発生していた。
警察、消防、自治体によると、これまでのところ建物などへの被害は確認されておらず、負傷者の情報もないという。
揺れはギリシャ北部の広い範囲で感じられた。
ギリシャはアフリカプレートとヨーロッパプレートの境界に近く、この規模の地震が頻繁に発生している。