◎ひょうは26日に観測され、アウクスブルク郊外ではビニールテントの修理に当たっていた12人が強風にあおられて負傷した。
2023年8月26日/ドイツ、バイエルン州アウクスブルク郊外、道路を覆う雹(Karl-Josef Hildenbrand/ドイツ通信社)

ドイツ南部バイエルン州の一部地域でひょう(雹)が降り、建物や車が損傷した。地元当局が27日、明らかにした。

それによると、ひょうは26日に観測され、アウクスブルク郊外ではビニールテントの修理に当たっていた12人が強風にあおられて負傷したという。

ドイツ通信社(dpa)は関係者の話しとして、「強風とひょうで老人ホームの屋根から木の板が剥がれ落ちた」と報じている。

最も大きな被害を受けたのはオーストリア国境に近い山岳リゾート都市ガルミッシュパルテンキルヘンと伝えられている。

地元当局によると、ひょうの大きさは最大8cmに達し、民家の屋根や外壁、車やその他多くの建物が損傷。ある地区では8割の建物が何かしらの被害を受けたという。

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