▽気象台は来週初め頃まで不安定な天気が続くと予想。ジャカルタとその周辺地域に警戒を呼びかけている。
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インドネシア・ジャカルタの一部地域で4日、大雨に洪水が発生し、数千人が避難を余儀なくされた。
ジャカルタでは3日から広い範囲で大雨となり、1000棟以上の家屋が浸水。国家災害対策庁によると、多くの道路が冠水し、複数の集落が孤立しているという。
ジャカルタ知事は関係部署に被災地への支援を急ぐよう指示。浸水地域ではポンプによる排水作業が始まった。
地元メディアによると、ジャカルタ東部の地区では病院も浸水し、一部の病棟に水が入り込んだため、患者が他の建物への避難を余儀なくされたという。
ゴムボートに乗った救助隊がこの地区に入り、身動きが取れなくなった集合住宅の住民などを救助。水位は大人の腰の高さまで上昇したが、雨がやみ、徐々に低下しているという。
気象台は来週初め頃まで不安定な天気が続くと予想。ジャカルタとその周辺地域に警戒を呼びかけている。
ジャカルタ首都圏の人口は3000万人超。毎年、このような洪水や土砂崩れに見舞われている。