米テネシー州の高速道路40号線に土砂流入、通行できず

この区間は24年9月のハリケーン接近時にも大雨による洪水で大きな被害を受けていた。

米テネシー州のグレート・スモーキー山脈を通る州間高速道路40号線に土砂が流入し、通行できなくなっている。

州交通局は19日、X（旧ツイッター）への投稿で、「18日午後にテネシー州とノースカロライナ州の境界付近で大雨による洪水と土砂崩れが発生し、40号線の一部区間が閉鎖された」と明らかにした。

それによると、重機を投入して土砂の撤去作業を継続中。通行再開の時期には言及しなかった。

この区間は24年9月のハリケーン接近時にも大雨による洪水で大きな被害を受けていた。

当局は今年3月、擁壁工事を含む土砂崩れ対策を終えたばかりだった。

現地メディアによると、土砂崩れに巻き込まれた車はなく、ケガをした人もいなかった。警察が立ち往生した車をUターンさせた。

国立気象局（NWS）によると、この地域では18日にまとまった雨が降ったという。