ニュージーランド中部の国立公園で山火事、消火活動中、ケガ人の情報なし
消防は8日午後、トンガリロ国立公園で消火活動を開始。約40人のハイカーがヘリコプターで安全な場所に避難した。
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ニュージーランドの消防当局は9日、中部のトンガリロ国立公園で発生した山火事の消火活動を再開したと発表した。
それによると、焼失面積は10平方キロメートルを超えたとみられ、高温と乾燥の影響で急速に燃え広がっているという。
消防は8日午後、トンガリロ国立公園で消火活動を開始。約40人のハイカーがヘリコプターで安全な場所に避難した。
現地メディアによると、消防は安全上の理由から夜間に消火活動を一時中断したという。
消防庁は声明で、「建物被害やケガ人の情報はなく、ヘリコプターやポンプ車が消火活動に当たっている」と述べた。
また同庁は「航空機を飛ばして火災の規模を確認し、必要な措置を講じる」とした。
消防隊は地上に消防車6台とタンク車5台を配備、ヘリコプター6機と放水機2機で消火に当たっている。
出火原因は明らかになっていない。
