◎スウェーデン北部の先住民族が暮らす小さな集落の2日未明の気温はマイナス42度まで低下した。
フィンランドとスウェーデンで2日、この冬一番の寒さを記録した。
公共放送スウェーデン・テレビ(SVT)によると、北部の先住民族が暮らす小さな集落の2日未明の気温はマイナス42度まで低下したという。
SVTの気象予報士は「この冬最大の寒波の影響により、北部では今後数日、大雪と極度の低温状態が続くだろう」と述べ、市民に警戒を呼び掛けた。
ノルウェーでは南部の高速道路が悪天候で閉鎖、フェリーも運休した。
スウェーデンの気象当局によると、北部の数カ所でマイナス30度を記録。中南部では暴風雪警報が発令された。
隣国フィンランドでもこの冬一番の寒さを記録。北西部の集落の気温はマイナス38度まで下がった。
首都ヘルシンキの気温は今後数日、マイナス15~20度の間で推移すると予想されている。