仏エッフェル塔、熱波で営業時間短縮、危険な暑さ続く

気象台によると、パリの1日の最高気温は38度。エッフェル塔は現地時間午後4時に閉館した。
2025年7月1日/フランス、パリのエッフェル塔前、日傘をさす観光客(ロイター通信)

猛烈な熱波が欧州の大半を覆う中、フランス・パリのエッフェル塔が1日、営業時間を短縮すると発表した。パリの気温は40度近くに達する見込みである。

気象台によると、パリの1日の最高気温は38度。エッフェル塔は現地時間午後4時に閉館した。

市当局は公式ウェブサイトに声明を掲載。チケット保有者の最終入場は現地時間午後2時30分で、チケットのない訪問者には3日以降に訪問を延期するよう求めた。

ポルトガルやスペインを含む他の国々も今週、猛烈な熱波に見舞われた。

ロンドンでは6月30日に34度を記録。ウィンブルドン開幕日としては史上最高の気温となった。

国連の世界気象機関(WMO)によると、スペイン南部エル・グラナドでは6月28日に46度を記録。6月の記録を更新した。

ポルトガルの気象台は国土の3分の2に高温警報を発令。首都リスボンの6月29日の気温は42度に達した。

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