◎現場は首都キトの南方約135キロに位置するバニョスの高速道路近く。
2024年6月17日/エクアドル、中部バニョスの土砂崩れ発生現場(AP通信)

エクアドル中部バニョスで発生した土砂崩れについて、地元当局は17日、新たに2人の死亡を確認し、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。

これで犠牲者の数は8人となった。

現場は首都キトの南方約135キロに位置するバニョスの高速道路近く。16日に大量の土砂が道路を横切って住宅地に流れ込んだ。

地元メディアによると、複数の州で大雨による浸水被害が確認されたという。

政府の危機管理局はバニョスの土砂崩れについて、「8人の死亡を確認し、11人が行方不明、22人が病院に搬送された」と報告した。

救助隊は16日に6人の遺体を収容していた。身元と死因は明らかになっていない。

救助隊とボランティアは土砂に覆われた住宅地で行方不明者を捜索している。

報道によると、少なくとも13の州で洪水と土砂崩れが確認され、橋が流されたという情報もある。被害の全容は明らかになっておらず、中央政府が各自治体と連携して調査している。

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