◎地震は10月31日の現地時間午前9時33分に発生。震源地はアタカマ地方の南西42キロの地点。震源の深さ35キロ。
2021年1月/チリの海岸(ロイター通信)

チリ北部の沖合でマグニチュード6.6の地震が発生し、隣国アルゼンチンのいくつかの州でも揺れを感じた。

米地質調査所(USGS)によると、地震は10月31日の現地時間午前9時33分に発生。震源地はアタカマ地方の南西42キロの地点。震源の深さ35キロ。津波は観測されなかった。

チリ当局によると、現時点で被害の報告はなく、負傷者も確認されていないという。

地元メディアは隣国アルゼンチンのいくつかの州でも揺れが感じられたと伝えている。

ソーシャルメディアにはチリ北部の市民が投稿した地震の動画が多数共有されている。あるX(旧ツイッター)ユーザーは「机がガタガタと揺れたが、物は倒れなかった」と書き込んでいる。

チリは太平洋で最も地震が発生しやすい地域のひとつであり、何度も大地震に見舞われている。2010年に発生したマグニチュード8.8の地震ではその後の津波で526人の命が奪われた。

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