◎地滑りはクイル県イディオファの港の近くで13日に発生。これまでに7人が救助された。
コンゴ民主共和国、首都キンシャサ郊外の川(Samy Ntumba Shambuyi/AP通信)

コンゴ民主共和国・南西部クイル県で大雨による地滑りが発生し、少なくとも15人が死亡、60人が行方不明になっている。地元当局が14日、明らかにした。

それによると、地滑りはクイル県イディオファの港の近くで13日に発生。これまでに7人が救助されたという。

地元民兵の報道官は記者団に対し、「海のすぐ近くにある丘が大雨で崩れた」と語った。

陸軍と警察が現地に部隊を送り、地滑りに巻き込まれた人々を探している。

クイル県知事室はフェイスブックに声明を投稿。「少なくとも60人が土砂の下敷きになったという情報があり、中央政府と対応を協議している」と書き込んだ。

報道によると、現場付近では市場が開かれていたという。当局は「正確な行方不明者数を把握できておらず、関係者に話を聞いている」と報告している。

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