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▽内務省によると、キンシャサおよび周辺地域の少なくとも16地区で水道施設が被害を受け、断水が発生中。復旧の目途は立っていないという。
2025年4月6日/コンゴ民主共和国、首都キンシャサ、大雨により冠水した地区(AP通信)

アフリカ中央部・コンゴ民主共和国の首都キンシャサで発生した洪水について、地元当局は7日、これまでに33人の死亡を確認し、数千世帯が避難を余儀なくされていると明らかにした。

キンシャサでは先週末から広い範囲で大雨となり、複数の河川が氾濫。多くの道路が冠水した。

大統領府の報道官は7日に放送された国営テレビのインタビューで、「新たに23人の遺体が収容され、犠牲者の数は33人にのぼり、さらに増える可能性がある」と語った。

被害の全容は明らかになっていない。国営テレビは数百戸の家屋が浸水したと伝えている。

報道によると、雨は6日午後に小康状態となり、多くの地区で水が引きつつあるものの、7日午前の時点で複数の幹線道路が通行できない状態だという。

AP通信の取材に応じた市民は政府の対応を非難し、避難所に支援物資を届けるよう求めた。

内務省によると、キンシャサおよび周辺地域の少なくとも16地区で水道施設が被害を受け、断水が発生中。復旧の目途は立っていないという。

キンシャサで3年前に発生した大洪水では少なくとも100人が死亡、数千の家屋が被害を受けた

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