◎土砂崩れはアンティオキア州メデジン郊外の山岳地帯の道路近くで12日に発生。車と歩行者が巻き込まれたとみられる。
2024年1月13日/コロンビア、アンティオキア州メデジン郊外、土砂崩れが発生した現場(Colombian Army Press Office/AP通信)

コロンビア西部で土砂崩れが発生し、少なくとも33人が死亡、数十人が負傷した。中央政府が13日、明らかにした。

それによると、土砂崩れはアンティオキア州メデジン郊外の山岳地帯の道路近くで12日に発生。車と歩行者が巻き込まれたとみられる。

政府の危機対策室は13日未明の声明で、「これまでに18人の死亡を確認し、少なくとも35人が救助され、近くの病院に搬送された」と報告していた。

その後、大統領府の報道官がX(旧ツイッター)に声明を投稿。「救助隊は33人の死亡を確認し、捜索活動を継続している」と書き込んだ。

ペトロ(Gustavo Petro)大統領もXに声明を投稿し、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。

地元メディアによると、犠牲者の中には子供も含まれている。大統領府の報道官は「土砂に巻き込まれた人がまだ複数いるとみられる」とポストした。

国防省は12日夜、この地域で数日前から雨が降り続き地盤が緩んでいることに言及。「二次災害の恐れがあり、救助活動が困難になっている」と声明を出した。

Xで共有された動画には土砂が山の斜面を駆け下り、道路を走行していた何台かの車が巻き込まれるところが映っていた。

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