◎山間部やロシア・シベリアとの国境に近い北東部以外の地域は今年初の大雪となり、多くの市民が雪かきに追われた。
中国北部が猛吹雪に見舞われ、一部地域の公共交通機関が運休となり、多くの学校が休校になった。国営メディアが11日に報じた。
それによると、河南省は数年に一度の猛吹雪に見舞われ、少なくとも2つの都市の全学校が休校になり、空港も閉鎖されたという。
中国中央テレビ(CCTV)は当局者の話しとして、「12省の134地域で高速道路やその他幹線道路100カ所以上が閉鎖または一時閉鎖された」と伝えている。その大半が11日夕方までに解消したようだ。
山間部やロシア・シベリアとの国境に近い北東部以外の地域は今年初の大雪となり、多くの市民が雪かきに追われた。
北京の市街地でも積雪が確認された。市内の道路はガラガラで、追突やスリップ事故が相次いだと伝えられている。
CCTVによると、市内の187のバス路線が運休になり、地下鉄が朝のラッシュアワーに対応するために運行本数を急遽増やしたという。