◎都市部の家庭、オフィス、工場はエアコンをフル稼働させているため、電力網にかなりの負荷がかかっている。
中国の国営メディアは22日、南部の広い範囲で40度超の猛暑が少なくとも10日間は続くと報じた。
新華社通信によると、政府は最高気温が40度を超えると予想されている自治体に山火事に注意するよう警告したという。
気象当局は多くの地域で40度を超えると予想している。
南東部の浙江（せっこう）省ではいくつかの地域に気象警報と熱中症警報が発令されている。
新華社通信は政府当局者の話を引用し、「電力需給がひっ迫する恐れがあり、夕方のピーク時に節電要請が出るかもしれない」と報じている。
都市部の家庭、オフィス、工場はエアコンをフル稼働させているため、電力網にかなりの負荷がかかっている。
高温が予想される省の危機管理当局は、「電力網は厳しい試練に直面する可能性が高い」とし、夕方のピーク時に必要に応じて節電を呼びかけるとしている。
上海市の最高気温も連日35度を超え、記録的な暑さが続いている。当局は熱中症警報を出し、市民に外出を控えるよう呼びかけている。
