米テキサス州で大雨による洪水、13人死亡、23人行方不明
気象台はカー郡の12時間雨量が多いところで300ミリに達したと報告している。
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米南部テキサス州カー郡で大雨による洪水が発生し、少なくとも13人が死亡、23人が行方不明になっている。カー郡保安官事務所が4日、明らかにした。
それによると、市内の複数のキャンプ場で被害が確認され、うち1つで少なくとも23人と連絡が取れなくなっているという。
州政府は声明で、「地元当局からこれまでに13人の死亡を確認したという報告を受け、その中には子供も含まれていた」と述べた。
消防によると、3日遅くから4日早朝にかけての大雨で複数の河川の水位が一気に上昇したという。
23人が行方不明になっているキャンプ場では当時、約750人がキャンプをしていた。
気象台はカー郡の12時間雨量が多いところで300ミリに達したと報告している。
カー郡の消防によると、4日朝までに数十人が救助され、行方不明者の捜索が続いているという。
13人がどこで亡くなったかは明らかになっていない。死因も不明である。
カー郡近郊を流れる河川の水位は45分で8メートルも上昇。複数地点で決壊し、濁流がキャンプ場などに流れ込んだ。
カー郡保安官事務所は声明で、周辺住民に不要不急の外出を控え、避難命令・勧告が出た場合は高い場所に避難するよう呼びかけている。