▽ケープタウンでは12月から4月にかけての乾燥した夏の間、よく山火事が発生する。
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南アフリカ・ケープタウンのテーブルマウンテン(1086メートル)で2つの山火事が発生し、100人以上の消防士が消火活動に当たっている。国立公園局が26日、明らかにした。
それによると、2つの山火事のうち1つは23日に出火したという。
南アフリカ国立公園局は声明で、「115人の消防士と4機の消防ヘリ、2機の放水機が出動し、消火活動に当たっている」と明らかにした。
また同局は「この2日間で炎の勢いは弱まり、鎮火に向かっている」と述べた。
ケープタウンでは26日から予定通りG20財務相・中央銀行総裁会議が始まった。会合に危険はなかった。
ケープタウンでは12月から4月にかけての乾燥した夏の間、よく山火事が発生する。
2021年にテーブルマウンテンで発生した火災は近年で最悪の被害を出し、ケープタウン大学の歴史的建造物が全焼するなど、大きな被害が出た。
消防によると、今回の山火事で負傷者は報告されていない。
国立公園局は声明の中で、「風が強まれば火災が再燃する可能性があるため、消防士は27日もテーブルマウンテンとその周辺に留まる」とした。