米ネブラスカ州で山火事延焼中、2400平方キロ焼失、1人死亡
ネブラスカ州中部から西部にかけて複数の山火事が延焼中。3月15日時点で焼失面積は2400平方キロメートルに達した。
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米中西部ネブラスカ州で発生した山火事が拡大を続け、同州史上最大規模の火災として被害が広がっている。強風と乾燥した気象条件が火勢を強め、消防当局が消火活動に追われている。
現地メディアによると、ネブラスカ州中部から西部にかけて複数の山火事が延焼中。3月15日時点で焼失面積は2400平方キロメートルに達した。主要な火災の一つである「モリル火災」は1800平方キロメートル以上を焼き、同州で記録された単一の山火事としては過去最大となっている。消防当局によると、火災の多くは依然として封じ込め率0%で、延焼が続いている。
今回の火災では少なくとも1人の死亡が確認された。地元の保安官事務所によると、被害者は避難命令が出ていた地域の住民で、逃げ遅れたとみられる。強風や乾燥した草地が火の広がりを助長し、住宅や農地にも被害が及んでいる。
火災はモリル郡やアーサー郡、キース郡など広い範囲に広がり、レイクマコノヒー周辺でも避難命令が出されるなど住民生活に影響が出ている。火の勢いが強く、風向きの変化によって急速に燃え広がる可能性があるため、当局は一部地域に緊急避難を指示した。
ネブラスカ州知事は非常事態を宣言し、州兵の派遣など追加の資源を投入して消火活動を支援している。消防隊や救助隊に加え、住民や農家も水や物資を提供するなどして対応にあたっている。
今回の山火事は30メートルに達する強風と低湿度という気象条件の下で発生し、乾燥した草原に火が広がりやすい状況が続いた。米国では近年、気候条件の変化や乾燥の長期化により、大規模な山火事が増加している。
消防当局は航空機による消火や防火帯の設置などを進めているが、広範囲に燃え広がる火災の鎮火には時間がかかる見通しである。住民に対しては、避難命令や警報に注意し、安全確保を最優先にするよう呼びかけている。
