フランス南部で山火事猛威、2人負傷、消火活動続く
フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、トルコなどでは5月中頃から気温が急上昇し、山火事が多発。各地で最高気温が40度を超え、50度に達した地域もある。
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フランス南部のスペイン国境付近で山火事が発生し、消火活動が続いている。消防当局が5日、明らかにした。
それによると、ナルボンヌを含む複数の地域で山火事が確認され、5日午前の時点で45平方キロメートルが消失したという。
建物被害の情報はない。
フランス・テレビジョンは消防当局者の話しとして、「1250人を超える消防士が南部に派遣され、消防ヘリや航空機の支援を受けながら消火活動に当たっている」と報じた。
マクロン(Emmanuel Macron)大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「火災が進行中であり、すべての資源を投入している」と書いた。
南西部オード県の副知事は地元テレビ局のインタビューで、「この山火事により少なくとも2人が負傷し、うち1人が重傷と報告を受けている」と語った。
フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、トルコなどでは5月中頃から気温が急上昇し、山火事が多発。各地で最高気温が40度を超え、50度に達した地域もある。