オーストラリアとニュージーランド、猛暑と強風に備える
両国の気象台は22日、今後数日で状況がさらに悪化すると警告した。
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オーストラリアとニュージーランドが今週、さらなる熱波と強風に見舞われる見通しだ。
両国の気象台は22日、今後数日で状況がさらに悪化すると警告した。
ニュージーランド当局によると、23日には南島東海岸で25~30メートルの強風が吹き荒れる見通し。
気象台は対象地域の市民に対し、屋内に留まり、不要不急の外出を避け、停電や通信障害に備えるよう呼びかけている。
首都ウェリントンでは21日、数千世帯で停電が発生。市内の公園では男性が倒木に巻き込まれて死亡した。
オーストラリアの気象台は22日、中部地域全体で猛暑が続き、山火事のリスクが高まっていると警告。シドニーの最高気温は39度と予想されている。
ニュージーランド南島のカイコウラ近郊および北島のホークスベイでは山火事が延焼中だ。消防庁は22日の声明で、「カイコウラ近郊で5棟の住宅が全焼するなど、少なくとも14棟の建物が被害を受けた」と明らかにした。
鎮火の目途は立っておらず、延焼中の地域に続く道路は閉鎖されている。