SHARE:

キューバで大雨、熱低低気圧イメルダ北上中、1人死亡

共産党はこの大雨を受け、ほとんどの学校を閉鎖した。
キューバ、首都ハバナの海岸(AP通信)

熱帯低気圧イメルダがカリブ海北部、特にキューバに大雨をもたらし、土砂崩れで少なくとも1人が死亡した。キューバ当局が29日、明らかにした。

共産党はこの大雨を受け、ほとんどの学校を閉鎖した。

国立ハリケーンセンター(NHC)によると、イメルダはキューバとパナマをゆっくり通過し、北上中。最大風速は20~25メートル。30日にカテゴリー1のハリケーンに発達し、外洋へ向ける見込みだ。

首都バハマ北西部の一部地域と周辺諸島には暴風警報が発令中。現地メディアによると、一部地域で停電が発生したという。

バハマ北西部全域では最大200ミリ、キューバ東部全域で50~100ミリの雨が予想されている。

キューバ国営テレビはバハマ郊外の地区で発生した土砂崩れにより60歳の男性が亡くなったと報じた。

キューバ全土で約1300人が避難を余儀なくされ、そのうち158人が避難所に滞在しているとのこと。

米国とカリブ諸国におけるハリケーンシーズンは、毎年6月1日から11月30日までと定められている。この期間は大西洋の海水温が高まり、熱帯低気圧が発生しやすくなるため、特に8月から10月にかけて活動が最も活発になる。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします