14州中8州で勝利したバイデン元副大統領
11月のアメリカ大統領選、民主党候補者を決める戦いは、中道派の「ジョー・バイデン」元副大統領がバーニー・サンダース氏(左派)を一歩リードした。予備選開始当初は苦戦を強いられていたものの、マサチューセッツ州、ミネソタ州、オクラホマ州、アーカンソー州、アラバマ州、テネシー州、ノースカロライナ州、そしてバージニア州、計8州での勝利を確実にした。
一方のサンダース氏も、最大の党員数(415名)を誇るカリフォルニア州での勝利を確実しされており、同州の結果次第で再び民主党候補者争いのトップに立つ可能性がある。なお、中道派の元ニューヨーク市長、5億ドル以上の自己資金を費やしたマイケル・ブルームバーグ氏は厳しい戦いを強いられている。
各州で行われている出口調査の結果、選挙に大きな影響をもたらすアフリカ系アメリカ人の多くが、バイデン氏を支持していると示唆。民主党に同民族の票が流れれば、11月の大統領選で有利に働くことは間違いないだろう。
エリザベス・ウォーレン氏は、地元マサチューセッツ州で屈辱的な敗北を喫した。他の候補者も一定数の代議員は獲得できたが、バイデン氏とサンダース氏が頭一つ抜け出した状態だ。
現時点での代議員獲得数(全代議員数3,979名/過半数1,991名)
ジョー・バイデン:396名
バーニー・サンダース:314名
マイケル・ブルームバーグ:31名
エリザベス・ウォーレン:19名
トゥルシー・ギャバード:1名
The biggest loser tonight, by far, is Mini Mike Bloomberg. His “political” consultants took him for a ride. $700 million washed down the drain, and he got nothing for it but the nickname Mini Mike, and the complete destruction of his reputation. Way to go Mike!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) March 4, 2020
Thank you, Texas! https://t.co/QjmWecyyFD
— Joe Biden (Text Join to 30330) (@JoeBiden) March 4, 2020