新天地キリスト協会の指導者イ・マンヒが土下座謝罪
韓国のコロナウイルス感染者は4,000人を突破(2020年3月時点)。3月2日、大量感染(クラスター)の発生源とされる「新天地キリスト教会」の指導者「イ・マンヒ会長」が記者会見で土下座、韓国国民に向けて謝罪した。
同月1日、ソウル市は同会長を殺人罪や傷害罪などで告発すると発表、大きな波紋を呼んでいる。新天地キリスト教が会員の名簿を秘匿していることや、国民からの非難の声を受け、告発に踏み切ったものと思われる。
名簿が秘匿された結果、大量感染後の追跡調査は困難を極めている。新天地キリスト教「新川寺教会」から広まったコロナウイルス感染者は3,000超、韓国国内の感染者の73%を占める。
新天地キリスト教は過去から「カルト教団」として非難を受け、差別されることも多かった。ソウル市の告発を受け、検察がどう動くかくに注目が集まる。
South Korea sect leader Lee Man-hee bowed on the floor to tender his apology on Monday. The 88-year-old founder of the Shincheonji Church faces charges over hampering efforts in containing the spread of #coronavirus in #SouthKorea. #COVID19 pic.twitter.com/jAq0TGjDt4
— Global Times (@globaltimesnews) March 2, 2020