◎国内旅行者に課していたワクチン接種証明か最近のPCR検査証明提示、その他の必要書類の提出も不要になる。
2020年7月20日/プエルトリコ自治連邦区、サンフアンの商店街(Getty-Images/AFP通信)

プエルトリコの知事は7日、コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことを受け、屋内でのマスク着用義務規則を廃止すると発表した。

米ABCニュースによると、規則は10日に廃止されるが、いくつか例外があり、医療機関、保健所、老人ホームなどではマスク着用が求められる。

また、国内旅行者に課していたワクチン接種証明か最近のPCR検査証明提示、その他の必要書類の提出も不要になる。

ピエアルイシ知事は7日の声明で、「国営および民間企業に課していた出社制限もすべて解除し、国内旅行者のワクチン接種証明も不要になるだろう」と述べた。

プエルトリコの検査陽性率は他の米国州と同様に低下している。保健当局によると、直近1週間の陽性率は5%を下回り、年末年始に記録した40%から大幅に低下した。

プエルトリコのワクチン接種率は米国の中でも群を抜いて高く、少なくとも1回接種した人は人口の95%以上、2回接種が約86%、3回接種は50%を超えている。

プエルトリコの累計陽性者数は7日時点で約50万人、累計死亡者は約4,200人。

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