◎空港内でのPCR検査も再導入されることとなった。
2023年7月23日/カメルーン、経済の中心地ドゥアラ(Africanews)

西アフリカ・カメルーン政府は26日、欧州、中東、アフリカの国々でコロナウイルスが再流行していることを受け、入国時の検査を再導入すると発表した。

保健省によると、外国から到着する旅行者は全員、空港で身分証明書の提出を義務付けられる。

空港内でのPCR検査も再導入されることとなった。

地元メディアによると、サウジ・メッカの大巡礼ハッジから帰国した旅行者の多くがコロナに感染していたという。

これらの検査はパンデミック時に実施されていた。

保健省は全国でコロナ患者が急増していることを受け、マスク着用や共有スペースの消毒を徹底するよう呼びかけている。

保健省は声明で、「感染者は増加傾向にあるが、医療体制に問題はなく、今回の流行も数週間で収束すると予想している」と述べた。

カメルーンで最初のコロナ患者が確認されたのは2020年3月。累計感染者は12万人超、死者は約2000人となっている。

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