◎オブラドール氏がPCR検査で陽性と診断されたのはこれで3回目。
メキシコのオブラドール(Andrés Manuel López Obrado)大統領は23日、コロナ検査で陽性反応が出たと明らかにした。
オブラドール氏は自身のSNSアカウントに声明を投稿。「私は元気だ」と書き込んだ。
オブラドール氏がPCR検査で陽性と診断されたのはこれで3回目。
地元メディアによると、オブラドール氏は23日早朝に意識を失い、ユカタン半島で計画されている観光鉄道「マヤ鉄道」の建設現場視察を中止したという。
大統領府の報道官は23日、「大統領は元気だ」と述べ、この報道を否定した。
オブラドール氏は投稿の中で、「私は元気だがメキシコシティで数日隔離生活を送るよ」と述べている。「私のハートビート(心臓の状態)は100%であり、視察は中断せざるを得なかったが、メキシコシティで息子の16歳の誕生日を祝うつもりだ。ありがとう」
オブラドール氏は議会の圧力をはねのけてマスクの義務化を却下し、自身もほとんどマスクを着用しなかった。
地元メディアによると、大統領府の報道官は大統領専用機のタジキスタンへの売却が決まったことについて、「オブラドール氏は車でユカタン半島に向かうのか?」という質問を無視したという。
オブラドール氏が療養の間、毎日の大統領ブリーフィングは内相が担当する。