◎世界ランク28位のユリア・プチンツェワ氏(カザフスタン)は、検疫中にネズミと遭遇したため部屋を変更してもらったが、再びネズミに出会ったという。
齧歯類/ネズミ

報道によると、全豪オープンテニスに出場する選手が検疫中の部屋でネズミに遭遇し、困惑したという。

入国後のコロナ検査で陽性と診断された人と同じ飛行機に搭乗していた人(選手含む)は、メルボルンのホテルで検疫下に置かれている。

世界ランク28位のユリア・プチンツェワ氏(カザフスタン)は、検疫中にネズミと遭遇したため部屋を変更してもらったが、再びネズミに出会ったという。

ビクトリア州警察のリサ・ネビル氏は声明で、「ネズミは部屋に放置された食料の匂いを嗅ぎつける。生ごみの取り扱いに注意してほしい」と呼びかけた。

リサ・ネビル氏:
「ネズミは部屋に食料があることを理解し、居座る。食料は袋などに入れることをおすすめしたい」

「必要に応じて害虫駆除作業を行っている。今週行った駆除で問題が解決することを願っている」

ネビル氏によると、入国した大会関係者、計10人がコロナ検査で陽性と診断されたという。なお、その中の2選手と1人のサポート担当者は1月20日の検査で新たに陽性が判明した。

一方、困難に直面しているプチンツェワ氏は、食器棚の後ろでガサゴソ動くネズミの姿をソーシャルメディアに投稿した。

プチンツェワ氏は、「ネズミがガサゴソ音を立てるため眠れず、怖くて部屋の窓を開けることもできない」と不満を表明した。

ユリア・プチンツェワ氏:
「呼吸するために新鮮な空気が必要です」

当局は合計4選手の陽性を確認したと発表したが、いくつかのテスト結果に不備があり、混乱を招いていた。

今年の全豪オープンテニスは、帰国を待ち望んでいるオーストラリア人や封鎖下に置かれている市民などの間で論争を巻き起こしている

大会主催者のクレイグ・タイリー氏はオーストラリア公共放送(ABC)のインタビューの中で、「大会は綱渡りの運営を続けているが、ビクトリア州の市民の安全が損なわれることはない」と述べた。

クレイグ・タイリー氏:
「私は選手たちを理解している。試合前の14日間の検疫は初めての経験だが、彼らは適応する」

「大多数のプレイヤーは検疫を受け入れている。一部困惑している選手もいるが、私たちは彼らのために必要なことは全てするつもりだ」

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