戦国時代到来！九州地方のキモかわいいゆるキャラ２０１９

『kenta475699』です。
九州地方のキモかわいいゆるキャラたちを紹介します。あくまで個人の主観で選んでいることをご理解下さい。

目次

　・世はまさにゆるキャラ戦国時代

　・税金を投入して考案されるゆるキャラ

〇九州地方のキモかわいいゆるキャラ
　　１．カッキーくん（福岡県田川郡香春町）
　　２．軍艦島のガンショ―くん（長崎県軍艦島）
　　３．からあげ侍から兵衛（大分県中津市）
　　４．壺侍（佐賀県）
　　５．ヒットくん（熊本県人吉市）
　　６．こすモ～（宮崎県小林市）
　　７．そお星人（鹿児島県曽於市）一般選考
　　８．さわりん（沖縄県中頭郡西原町）
　　９．大野ジョー（福岡県大野城市）
　１０．バラモンちゃん（長崎県五島市）
　１１．カボたん（大分県大分市古国府）
　１２．虹松まもる（佐賀県唐津市）
　１３．ふれきんちゃん（熊本県玉名郡長州町）
　１４．チキなん番長（宮崎県延岡市）
　１５．しまらっきょくん（鹿児島県大島郡沖永良部島）
　１６．天ぷらのぷーらくん（沖縄県沖縄市）
　１７．ひょう助（宮崎県日向市）
　１８．しまばらん（長崎県島原市）
　１９．島津いずみ（鹿児島県出水市）
　２０．ヒオッキー（鹿児島県日置市）

　まとめ

世はまさにゆるキャラ戦国時代

　地方自治体は、観光地や特産品、工芸品などをＰＲし観光客集めに全力を尽くしています。東京、京都、熱海などの超有名観光スポットは、大した努力をすることなく人が集まります。しかし、知名度の低い地方都市は違います。ただ手をこまねいていても観光客は集まりません。魅力的な特産品の開発、伝統工芸品、他県にはない観光スポットなどが必要になるのです。

　地方自治体は観光客誘致合戦に疲弊していました。ＳＮＳを活用し、営業活動等も積極的に行っていましたが、結果は芳しくなかったのです。そんな時、あるマスコットの登場が地方の在り方を変えました。滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、熊本県の「くまモン」は凄まじい勢いで全国展開され、超人気キャラクターになりました。地方自治体から誕生した２体の英傑は、地元の特産品や工芸品のパッケージ等に利用され、売り上げアップに貢献します。

　”ひこにゃん＆くまモンの乱”を目の当たりにした他の地方自治体は、新しい英傑を求めて動き出します。”ゆるキャラ”という概念が誕生したのはこの頃です。全国に認知される超人気キャラクターを生み出すことが出来れば、地元の特産品や工芸品が飛ぶように売れると考えたのです。そして、”ゆるキャラグランプリ”という名の全国大会まで開催されるようになりました。全国の地方自治体がこぞってキャラクター開発に乗り出した結果、日本は戦国時代に逆戻りします。喰うか喰われるかの戦いを制したものが新時代の覇王になる・・・

税金を投入して考案されるゆるキャラ

　ひこにゃん＆くまモンの大成功を目の当たりにした地方自治体は、二匹目のドジョウを狙うべく行動を開始します。ここで最も大切なことは”愛らしいゆるキャラ”のデザインを確立させることです。子供からお年寄りまで、誰もが可愛いと思えるキャラクターを生み出すことが出来れば、ゴールは目の前と言っても過言ではありません。役人たちはアイデアを総動員してゆるキャラ開発に全精力を投入しました。

　全国の自治体がゆるキャラ開発をスタートさせた結果、思いもよらぬ問題が発生します。役人たちはキャラクターのデザイン技術を持ち合わせていなかったのです。成功を収めれば地域経済も潤い、大金をＧＥＴ出来る。しかし、生み出されたのは意味不明なキモイキャラクターばかり。邪な考えと金にしか興味のない役人たちは、己の限界を悟ります。しかし、打つ手なしと思われた時、素晴らしい作戦を思いついたのです。ゆるキャラ開発を委託出来ないか・・・

　自分だけ大儲けしたい役人たちは、ゆるキャラ開発をプロのデザイナー等に委託します。イラストさえあれば、後は権利（肖像権等）を取得すればいいと考えました。しかし、日本中の自治体が皆同じ作戦を開始した結果、凄まじい数のキャラクターが開発されます。さらに新たな問題も発生しました。民間企業がゆるキャラ開発に乗り出し、自社のＣＭ等に活用し始めたのです。

　２０１１年から開始されている”ゆるキャラグランプリ”には、これまで数千体の英傑たちが参戦しました。しかし、”ひこにゃん＆くまモン”に匹敵する二匹目のドジョウは未だに誕生していません。諦めきれない役人たちは税金をさらに投入し、次々に新キャラクターを考案します。ゆるキャラ戦国時代は”乱世”の様相を呈してきました。

九州地方のキモかわいいゆるキャラ

カッキーくん（福岡県田川郡香春町）（目次に戻る

　最初に紹介するのは福岡県田川郡香春町のご当地ゆるキャラとして誕生した「カッキーくん」です。特産品の”干し柿”を全国展開すべく、地元のイベント等で活躍しています。初めてイラストを拝見した時、オレンジ色の顔面がミカンに見えました。また、頭身のバランスが明らかにおかしく、プロのデザイナーが考案したのか疑問に感じます。一般選考で選ばれたキャラクターではないため、役人たちがデザインした可能性も否定出来ません。

　干し柿の頭を持つ”おサルさん”は、着ぐるみになったことで不気味さが大幅に増幅されました。まん丸の顔はイラスト通りに再現されていますが、瞳に生気がなく、”どこ見てんのよ！この変態ザル”と思わず罵りたくなる仕上がりになっています。顔だけ赤いことも不気味さを際立たせる要因かもしれません。私はイベントで一度だけ本人に遭遇したことがあります。”焦点の定まらない酔っぱらい”に見えたことを今でも鮮明に覚えています。

　特産品を紹介したい気持ちは分かりますが、露骨に商品をゆるキャラ化すると、商売目的であることが前面に出てしまいます。また、どこかで見たことのあるイラストも、新鮮味に欠けていました。香春町ではそれなりに認知されているようですが、全国展開は難しいと考えざるを得ません。しかし、ひこにゃん＆くまモンのように大化けする可能性がない訳ではありません。ゆるキャラグランプリでの結果は芳しくありませんでしたが、ＰＲの仕方を変えれば人気者になれるかもしれません。

　カッキーくんは、焦点の合わない不気味な変態ザルとして売り出すべきです。キモさを売りにすれば、新しい地位を確立出来る可能性は十分にあるでしょう。また、酔っぱらいに見える点も利用すべきです。過度な飲酒は身を亡ぼすとカッキーくんのイラストをつかったポスターを制作すれば、飲酒運転やトラブルを防止出来るかもしれません。”キモいキャラクターは売れない”と諦めるのではなく、新たな道を発掘すべきでしょう。役人たちは税金を無駄遣いするだけでなく、誕生したゆるキャラを活かす方法を考えなさい。

キモランク　　★★★★★☆☆☆☆☆　５
可愛さランク　★★★☆☆☆☆☆☆☆　３

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＜福岡県田川郡香春町の特産品＞

軍艦島のガンショ―くん（長崎県端島）（目次に戻る

　世界文化遺産にも選ばれた”長崎県端島（軍艦島）”を売り出すべく誕生した「軍艦島のガンショーくん」。イベントで姿を拝見した時、娘は”う💩こだ！くさーい💩”と大笑いしていました。初めて見た方は、頭の上に載っている鉄筋コンクリートの島より、茶色いボディとタラコ唇に目がいくはずです。手足は申し訳程度に生えており、０．３頭身の奇形は見る者を圧倒する凄まじい破壊力を有していると感じました。

　軍艦島のガンショーくんは”う💩この精”ではありません。”茶色いボディは端島です”、と長崎県の担当者にお聞きすることが出来ました。かなり奇抜なデザインなので、受け狙いのゆるキャラとして売り出そうとしていることは一目瞭然でした。しかし、全国的な知名度は決して高くなく、素晴らしいポテンシャルを秘めたキャラクターでも、ＰＲ方法を間違えれば残念な結果になることを再確認出来ました。軍艦島のガンショーくんは、ゆるキャラグランプリで２４３位という中途半端な順位を記録します。

　民間企業から誕生したガンショーくんは、すばらしいポテンシャルを活かしきれていません。世界文化遺産のネームバリューと”う💩この精”を前面に押し出せば、世界進出も可能だと個人的には思いました。観光地を売り出したい気持ちは分かります。しかし、まずは人に知ってもらわなければ話になりません。会社のホームページにいきなり掲載しても、”う💩こを販売している破廉恥な企業”として敬遠されるだけです。”ローマは一日にして成らず”だと腹をくくり、あらゆる手段を講じて認知度を上げる必要があります。

　ツイッターやフェイスブック等のＳＮＳを利用し、軍艦島のガンショーくんは”う💩この精”だと認知してもらいましょう。可愛さを前面に出す必要はありません。世界文化遺産と”う💩こ”を前面に押し出すのです。軍艦島は観光スポットとして年々観光客を増やしています。かわいいゆるキャラに飽きた人たちを取り込むチャンスは十分可能だと考えるべきです。世界文化遺産と”う💩こ”のコラボは、世界にも例がありません。キャラクターのポテンシャルを引き出すことが出来れば、軍艦島のガンショーくんは間違いなく大化けするでしょう。

臭さランク　　★★★★★★★★★☆　９
可愛さランク　★★★☆☆☆☆☆☆☆　３

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＜軍艦島のガンショーくん　公式ホームページ＞

からあげ侍から兵衛（大分県中津市）（目次に戻る

　大分県民の主食”からあげ”を前面に押し出したゆるキャラ「からあげ侍から兵衛」は、反応に困るビミョーな外見をしています。袴を着たニワトリは、食材になる瞬間を待っているようにも見えます。さらに赤いトサカは”パンクバンドのボーカル”、もしくは”ヤンチャな高校生”を連想させ、もはや何をアピールしているのか分かりません。何も知らないお年寄りは”成人式で荒れる若者”を思い出し、残念な気持ちになっているかもしれません。

　からあげ侍から兵衛は、調理される瞬間を待っているニワトリでも、ヤンキー高校生でもありません。大分県中津市の名産”からあげ”を売り出すべく立ち上がった”ラスト・サムライ”だと知人が説明してくれました。なお、イラストは正直イマイチですが、着ぐるみのクオリティは大変素晴らしく、優しい目とひし形の口が愛嬌抜群です。袴も良く似合っており、真剣を持たせれば”危ないニワトリ”として売り出すことも出来そうです。

　中津市で開催されている”からあげフェスティバル”の公式キャラクターにも任命されており、その他のイベント等にも積極的に参加しています。また”武士道とパンク”を両立させた外見を活かして、大分県のローカルテレビにも進出しました。しかし、全国的な人気を獲得するには至っていません。ゆるキャラグランプリにも３回出場しましたが、最高順位は６３７位でした。残念ながら存在感はほぼゼロと言うべきでしょう。アピールの仕方を間違えた結果、貴重な税金と時間だけが浪費されてしまいました。

　からあげ侍から兵衛は、武士道とパンクを前面に押し出すべきでしょう。からあげフェスティバルに参加させたい気持ちも理解出来ますが、子供たちは”食材にされちゃうの？”と内心焦っているかもしれません。それよりもラスト・サムライというパンクバンドを結成し、ボーカルとしてデビューさせるべきだと感じました。プロモーションや楽曲制作にお金がかかると考えた役人の皆さん。あなた方が受け取っている賄賂や、役に立たない第三セクターへの融資に比べれば安いものです。生き馬の目を抜くゆるキャラ戦国時代を勝ち抜くには、思い切った方針転換も必要だと覚悟を決めましょう。

からあげ度　　★★★★★☆☆☆☆☆　５
可愛さランク　★★★★★★★☆☆☆　７

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＜からあげフェスティバル　公式ホームページ＞

壺侍（佐賀県）（目次に戻る

　”有田焼”と伊万里焼で有名な佐賀県。役人たちは、観光地と伝統工芸品を同時にアピールできるゆるキャラを誕生させました。しかし、”二兎を追う者は一兎をも得ず”とはまさにこのこと。「壺侍」は常軌を逸した危険人物として認識され始めています。なお、彼は有田焼の壺にズッポリハマり、現代にタイムトラベルしたサムライです。

　有田焼の壺にハマった理由はベールに包まれています。詳しいプロフィールが知りたい方は、公式ホームページをご確認下さい。壺侍は佐賀県のゆるキャラに認定されました。イラストは可愛さを前面に押し出し、サムライの悲壮感や血生臭さは微塵も感じられません。プロのデザイナーが考えただけあって、素晴らしいクオリティを有しています。しかし、イベント会場で姿を拝見すると、可愛さはどこかに消えていました。有田焼にしてはデカすぎると感じざるを得なかったのです。

　サムライがズッポリ収まる巨大有田焼は、明らかに現実世界を超越しています。また、壺の底から足が生えており、自立歩行できる構造にもなっていました。その姿を見た娘は、”自分で歩ける有田焼はスゴイ”と目を輝かせていました。壺は生き物じゃないと指導しても、なかなか信じてくれません。その後、工芸品ショップに立ち寄った際、”有田焼が動かない。皆死んでる”と号泣されたことを今でも鮮明に覚えています。壺にズッポリハマった壺侍は、サイズを見直し自立歩行出来ない”置物”として展示すべきだと思います。

　昭和生まれの方は”壺”と聞くと汚いイメージを連想します。”タンツボ、斬首の受け台”を思い出し、気分を害する可能性もあります。壺侍は可愛いイラストを最大限に活用し、置物やキーホルダー、特産品のパッケージ等で利用すべきです。着ぐるみにすると、巨大有田焼と底から生えた足が不気味なため、観光客から避けられる可能背もあり得ます。サムライの持つポテンシャルを活かしつつ、汚いイメージから脱却しなければなりません。個人的にはかなり好きなデザインなので、一押しゆるキャラとして紹介させてもらいました。彼の持つポテンシャルを全て発揮出来れば、佐賀県を代表する存在にも十分なり得るでしょう。

サムライ度　　★★★★★★★☆☆☆　７
可愛さランク　★★★★★★★★★☆　９

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＜佐賀県の観光情報ポータルサイト　壺侍の部屋＞

ヒットくん（熊本県人吉市）（目次に戻る

　熊本県人吉市は温泉街として認知されています。そんな市民の憩いの場を束ねる”人吉温泉観光協会”は、恐るべきゆるキャラを爆誕させました。「ヒットくん」という名を聞いた瞬間、”殺し屋か。穏やかじゃないな”と思われたことでしょう。熊本県最大の観光地”阿蘇カルデラ”は、世界でもトップクラスの破壊力を有する火山として知られています。それが引き起こす”カルデラ破局噴火”の威力は、ヒロシマ型原爆の数兆倍とも言われており、日本を軽々と消滅させる大自然の”ヒットマン”として恐れられているのです。

　人吉温泉観光協会の担当者曰わく、ヒットくんは暗殺者ではないとのことです。ロケットのような外観をしていますが、そんな物騒な物ではないと指導を受けました。なぜ勘違いされるような名前にしたのか不思議でなりません。熊本県に住む私の友人も、”ヒットマン（殺し屋）”の参加するイベントはマジでヤバいと勧告してくれました。人吉市は素晴らしい温泉街です。入浴料も安く、観光客は大喜びすること間違いなし。しかし、殺し屋と勘違いされている”悲しきゆるキャラ”の影響で、危険な街という誤ったイメージを持っている方が少なからずおられます。

　ヒットくんの趣味は暗殺ではありません。”温泉巡り”と”焼酎”が大好きで、毎日フラフラになるまで飲み歩いています。また、観光イベント等にも積極的に参加し、市民にもある程度は認知されているようです。しかし、全国的に見れば知名度はほぼゼロの状態。ヒットマンに間違えられることは少なくなりましたが、一歩間違えれば人吉市の観光に甚大な影響を及ぼす可能性もあります。せっかく考案したゆるキャラが悪い影響を及ぼすことは絶対に避けなくてはなりません。

　ゆるキャラを考案する際は、見た目だけでなく名前にも注意を払う必要があります。映画や漫画、他の地域で同じような名前が使われていれば、著作権違反で訴えられるかもしれません。地域を救うメシアが損害賠償請求されたのでは笑い話にもなりません。また、誤解を与える名前も要注意です。良かれと思ってつけた結果、ヒットくんは暗殺者と勘違いされました。素晴らしいクオリティのゆるキャラを作れたとしても、人々に謝った認識を持たれては意味がありません。

暗殺者ランク　★★★★★★★☆☆☆　７
可愛さランク　★★★☆☆☆☆☆☆☆　３

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＜一般社団法人　人吉温泉観光協会　公式ホームページ＞

こすモ～（宮崎県小林市）（目次に戻る

　人口５，０００人弱の宮崎県小林市が生み出したゆるキャラ「こすモ～」は、超有名ブランド”宮崎牛”をイメージして作られました。しかし、首に巻いたピンク色の太い首輪が、人々に危険な印象を与えています。まるで”斬首され、台の上に首が置かれている”ように見えるのです。”屠畜場”で食肉になる牛さんの最期を暗示していると恐れられ、こすモ～は苦しい立場に追いやられました。

　こすモ～という名は、間違いなく昭和生まれの中堅公務員がつけたはずです。某人気漫画の決め台詞、”俺の小宇宙（コスモ）が火を噴くぜ”を意識しており、小林市が”天の川銀河の中心”になるという強い意気込みが感じられます。しかし、現実はそう甘くありませんでした。小宇宙の中心になるなど夢のまた夢。”寝言は寝て言えこのマヌケ共”と激しい罵声を浴びることになります。ゆるキャラ戦国時代を勝ち抜く為には、正攻法で勝負を挑むべきではありません。

　似たようなゆるキャラが次々と世に送り出され、そして消えていきます。ひこにゃん＆くまモンのように可愛さだけで勝ち抜ける時代は終わったのです。熊本県は財政的に恵まれているとは言えませんが、ある程度は税金を投入し勝負に出るべきだと思います。”くまモンさえいればいい”と考えていては、新しい観光産業を切り開くこと出来ません。こすモ～は”俺の小宇宙（コスモ）が火を噴くぜ”を意識し、正義の味方として戦うべきだと考えます。

　”斬首された宮崎牛”ではなく、小宇宙（コスモ）を守るために生まれたというイメージを皆が持ってくれれば、プラスのイメージを先行させることが出来るでしょう。また、イラストは十分かわいいため、着ぐるみ製作に力を入れ、これまで以上に営業活動を行うべきです。高給取りの役人たちを奴隷のように働かせれば、着ぐるみぐらいは作れるはずです。安い給料で頑張っている若手公務員たちは、若さを生かしてイベント等のアイデアを練りましょう。こすモ～は、宮崎県小林市をネクストレベルに引き上げるべく動き出しました。

俺の小宇宙度　★★★★★★★☆☆☆　７
可愛さランク　★★☆☆☆☆☆☆☆☆　２

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＜宮崎市観光協会　公式ホームページ＞

そお星人（鹿児島県曽於市）（目次に戻る

　”黒豚”や”薩摩牛”で有名な鹿児島県。人気のある加工食品が数多く誕生し、全国でもかなりの認知度を誇っています。曽於（そお）市も豚と牛を使って観光産業を盛り上げている自治体のひとつです。しかし、特産品を愛するあまり、恐ろしいゆるキャラを生み出してしまいました。「そお星人」は、瞳のない不気味な目とゴキブリのような触角の生えた”クリーチャー”として世に放たれたのです。

　”くだらないダジャレに税金を投入するな”と怒りを爆発のあなた。ご安心下さい。そお星人は熾烈な一般選考を勝ち抜いた覇者なのです。ＰＲや着ぐるみ作りには税金が投入されますが、一番手間と予算のかかるキャラクター立案は、市民が無償で行いました。その結果生まれたのがそお星人です。なお身長２ｍ、体重９０ｋｇの恵まれた身体は、ラガーマンを彷彿とさせます。そして、その容姿は前述の通り、間違ってもかわいいとは言えません。見る者を不安にさせ、ゴキブリが苦手な人は涙を流して許しを乞うでしょう。

　かわいくないそう星人は、他のゆるキャラとは一線を画しています。しかし、決して勝機が無い訳ではありません。不気味な目とゴキブリのような容姿も、アピールの仕方次第で受けての印象は大きく変わります。既に地元の精肉店やソーセージメーカーともコラボを果たし、曽於市のＰＲに貢献し始めています。キモイゆるキャラじゃ無理だと諦めては、小さな可能性を潰すことになるでしょう。かわいいキャラクターに飽きてきた日本人は、斜め上を行く新時代の覇王到来を待ちわびているのかもしれません。

　そお星人は、キモいソーセージというジャンルを確立しました。可愛さだけに囚われたゆるキャラ戦国時代は、彼の登場で新しい次元に突入する可能性もあります。まだまだ知名度と人気は低いですが、ふとしたキッカケで人気が爆発するかもしれません。他の地方自治体はそお星人を見習い、一般選考でゆるキャラのアイデアを募集しましょう。役人が考える”ダサイ”アイデアでは埒が明きません。そして、アイデアが形になった後も、市民と一体になってゆるキャラの広報活動を行うべきです。役所はテレビや新聞等に働きかけ、市民はＳＮＳを使えば情報を拡散出来ます。そお星人は、ゆるキャラ戦国時代に一石を投じた時代の寵児として戦い続けます。

ソーセージ度　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★☆☆☆☆☆☆☆☆☆　１

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＜曽於市　公式ホームページ＞

さわりん（沖縄県中頭郡西原町）（目次に戻る

　沖縄中部に位置する中東郡西原町を盛り上げる為に誕生した「さわりん」は、緑色のボディと愛らしい表情が特徴的なゆるキャラです。一般選考で選ばれたキャラクターのため、無駄な税金は投入されずに誕生しました。名前も町民から案を募ったらしく、西原町の熱い魂が宿った素晴らしいゆるキャラと言えるでしょう。”さわふじ”、”ブーゲンビリア”という２種類の町花が頭に乗っており、緑と赤のグラデーションが独特な雰囲気を醸し出しています。

　さわりんの”手作り感満載”の着ぐるみを見た瞬間、毎年３０００憶円を超える”沖縄振興予算”は、役人と一部のゼネコン役員に渡っていることを確信しました。ゆるキャラにかける数十万円の補助金は渋られ、役場で働く真面目な公務員たちは一般選考で対応せざるを得なかったのでしょう。しかし、町民たちが力を合わせて考えたさわりんは、想像以上の成果を上げているようです。西原町で開催されるイベント、祭り、学校行事などにも参加し、知名度は飛ぶ鳥を落とす勢いで上昇しました。

　”金がないからこそ、いいアイデアが出る”のでしょう。おさわりとハイタッチが大好きなさわりんは、沖縄県のゆるキャラ投票で１位を獲得します。この結果を受け、役人たちは考えを改めました。ＣＭ、ＰＲソング等の製作に補助金が投入され、資金繰りに苦しんでいた真面目な公務員たちは活動を本格化させます。つぎはぎだらけの着ぐるみを卒業したさわりんは、あるべき姿を取り戻しました。そして、２０１９年のゆるキャラグランプリ出場が決まります。

　ゆるキャラ制作では、プロのデザイナーにイラストを考えてもらうより、一般選考で募集をかける方が良い結果に繋がりやすいです。市民、町民たちが率先してアイデアを出し合い決まったキャラクターには、愛着が湧きやすいという大きな利点がある為です。ゆるキャラに補助金（税金）をつぎ込み、大失敗している自治体は山のようにあります。金をかけて成功するなら誰も苦労はしません。ひこにゃんやくまモンも、真面目に働く公務員の些細なアイデアから誕生しています。一般選考から生まれたさわりんの戦いは始まったばかりです。大成功を収めるか、それとも他のゆるキャラと同じように消滅するか。２０１９年のゆるキャラグランプリ結果を待ちましょう。

おさわり度　　★★★★★★★★☆☆　８
可愛さランク　★★★★★★★★☆☆　８

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＜中東郡西原町　公式ホームページ＞

大野ジョー（福岡県大野城市）（目次に戻る

　ヤクザと汚職、不正が蔓延する福岡県。利権を奪い合う役人やゼネコン役員たちは、県民が収めた血税を無駄遣いし私腹を肥やしています。腐り切った連中はゆるキャラ開発でも金儲けを企てました。大野城市から誕生した「大野ジョー」は、ＣＭや特産品などに採用されています。しかし、企業とのコラボやテレビ出演等で潤うのは県民ではありません。役人たちはコネをフル活用し多額の”賄賂”をＧＥＴするのです。

　大野ジョーは、センスの悪い役人たちが考えそうな風貌をしています。頭の上にリーゼント型の石垣を乗せ、”俺はヤクザ王になる男だ”と市民を威嚇しているようにも見えます。頭のイカれたゆるキャラは、何をアピールしたいのでしょうか。２０１７年のゆるキャラグランプリでは１７位を記録していますが、役人とゼネコンのコネを活かした”組織票”だということは一目瞭然。ランクと知名度が全く比例していない”残念なゆるキャラ”と言えるでしょう。

　組織票で獲得した順位に価値はありません。見掛け倒しで中身が空っぽの役人たちと同じです。大野城市民は結果に満足しているかもしれませんが、大野ジョーが地域経済に良い影響を与えることはまずないでしょう。税金を無駄遣いして作られたＣＭ、大して売れないコラボ商品、全て役人の私腹を肥やす道具でしかないと理解すべきです。時代遅れのリーゼントが全国展開されないことを願うばかりです。

　役人の利権争いに利用されたゆるキャラは、市民の幸せではなく不正や汚職の為に働く”俗物”に成り下がります。しかし、更生できる可能性がない訳ではありません。今すぐリーゼントをバリカンで一掃し、ヤクザ王ではなく、インドの偉大なる指導者”ガンジー”を目指しなさい。腐った性根を叩き直し、市民の為に戦う道を選ぶのです。役人やヤクザの不正、汚職を暴くゆるキャラとして活動すれば、福岡県警を味方につけることも出来ます。仁義と忠義を重んじるヒーローとして生まれ変わり、大野城市だけでなく福岡県の未来を守るべく命を懸けて戦いなさい。

不正、汚職度　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆　０

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＜大野ジョー　公式ホームページ＞

バラモンちゃん（長崎県五島市）（目次に戻る

　世界文化遺産”潜伏キリシタン関連施設”で有名な長崎県五島市。人口３５，０００人弱の小さな島は、観光客を誘致出来る高いポテンシャルを秘めています。五島市をアピールすべく誕生した「バラモンちゃん」は、赤鬼のような風貌をした”マッドなゆるキャラ”として一定の人気を集めています。”鋭利な牙と全てを貫く角”の手入れを怠らず、市民を守るべく日夜巡回に励んでいるようです。

　一般公募から選ばれたバラモンちゃんは、五島市に古くから伝わる”バラモン凧”の生まれ変わりです。なお空を飛ぶことは出来ず、頭が重すぎる為、歩くにも介助が必要と噂されています。全国の地方自治体が、かわいいゆるキャラ競争で熾烈な戦いを繰り広げる中、五島市はあえて”マッドさ”を選択しバラモンちゃんを開発しました。プロのデザイナーが考案したキャラクターと正面から殴り合うのは無謀と考え、違うベクトルに舵を切ったのでしょう。怖い、キモイ、臭いゆるキャラは全国にも少なく、知名度を上げる作戦としては理にかなっていました。

　バラモンちゃんはマッドなゆるキャラとして一定の人気を集めています。地元の特産品やイベント等にも積極的に参加し、市民から”怖いけどかわいい”と評価され始めました。鋭利な牙と全てを貫く角は、五島市に危険が及んだ時以外に使われることはありません。他県からの刺客が現れた時、バラモンちゃんは真の力を解放するのです。なお、ゆるキャラの路線変更作戦は、他の自治体でも評価されつつあります。しかし大半はひこにゃん＆くまモンの大ヒットに続きたいと、かわいい路線から外れることを恐れています。二匹目のドジョウに目がくらみ、今でも税金が湯水のように投入され続けているのです。

　マッドなゆるキャラがトレンドになれば、バラモンちゃん人気が爆発する可能性も十分あり得ます。凶悪な風貌と優しい心のギャップに萌える人が続出すれば、全国統一を達成出来るかもしれません。なお、毎年五島市で開催されるトライアスロンレース”バラモンキング”は、ランニングブームのビッグウェーブに乗り、全国で認知される有名な大会になりました。歩くにも人の介助が必要なバラモンちゃんはダイエットを敢行。大幅な減量に成功し、トライアスロンに挑戦するそうです。大会に出場される方は、マッドなゆるキャラ、バラモンちゃんと一緒にゴールを目指しましょう。

マッドランク　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★★★☆☆☆☆☆☆☆　３

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＜五島市まるごとう　公式ホームページ＞

カボたん（大分県大分市古国府）（目次に戻る

　別府＆湯布院で有名な大分県。”カボス”を湯船に浮かべるカボス湯は、爽やかな香りとビタミンでお肌を艶々にする効果があります。観光地と特産品を同時に紹介すべく誕生した「カボたん」は、常人離れした“邪悪な眼”を持つゆるキャラとして一定の人気を集めています。黒目と白目が逆転しており”何を考えているのか分からない”、”不安になる”といった意見が市民から多数寄せられました。しかし、２００５年に大分県の初代イメージキャラクターに任命、活動を本格化させます。

　カボたんは、邪悪な眼からは想像出来ない”清らかな心と爽やかな酸味”を併せ持っています。”癒し系ゆるキャラ”の地位を確立させ、大分県の為に活動してきました。一般公募から選出された点も見逃してはいけません。無駄な補助金は投入しないという古国府のやる気、そして住民の熱い想いを受けて誕生したカボたんは、ゆるキャラ選手権にエントリーしました。しかし、邪悪な眼が審査員の不安を煽り、予選落ちという残念な結果を突きつけられます。

　ゆるキャラ界では、かわいいデザインを追求したキャラクターたちが１０００体以上存在します。喰うか喰われるかの世界で生き残る者は少なく、ほとんどが追放処分を受けボロ雑巾にされるのです。カボたんも現実を突きつけられた敗北者の一人でした。戦いに敗れた者たちは”敗者の焼き印”を押され、ゆるキャラ界に戻ることは非常に難しいと言われています。しかし、カボたんはその後も地道に営業活動を続けました。住民の熱い想いに応えるべく、イベント等にも積極的に参加したのです。”目が怖い”と子供に泣かれても決して諦めませんでした。

　２００３年に誕生したカボたんは、古参のゆるキャラに分類されます。新しい人気者たちが続々と登場する中、先輩キャラクターとして文句ひとつ言わず地道に活動を続けました。”邪悪な眼”と揶揄されたこともありましたが、今では”高潔な心を持つカボスの騎士”として県民に愛されています。別府＆湯布院温泉に欠かせないカボスは、地域産業を支える特産品のひとつです。カボたんは大分県の発展と繁栄のためにこれからも戦い続けます。

ビタミンＣ　　★★★★★★★★★☆　９
可愛さランク　★★☆☆☆☆☆☆☆☆　２

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＜大分県カボス振興協議会　公式ホームページ＞

虹松まもる（佐賀県唐津市）（目次に戻る

　”樹齢１０，０００年”と噂される「虹松まもる」は、佐賀県唐津市にある”虹の松原”で生まれたゆるキャラです。津波や塩害から市民を守るために作られた松林は、”日本三大松原”のひとつで”特別名勝”にも指定されています。しかし、虹の松原は別の顔も隠し持っていました。凶悪な霊がうごめく”心霊スポット”として恐れられているのです。

　虹松まもるは、凶悪な霊と”血税を無駄遣いされた市民の怒り”によって誕生しました。虹の松原を観光スポットにしたい気持ちは理解出来ますが、役人共の悪事はどうしても許せなかったのでしょう。身長４４４ｍ、総重量４４４ｔの巨神は、唐津市のマスコットゆるキャラとして活動を開始します。着ぐるみは人間サイズに変更され、地域のイベント等にも積極的に参加。２０１２年のゆるキャラグランプリから４年連続で同大会に出場します。しかし、凶悪な霊の力が影響し見事に爆死しました。

　順位は２０１２年大会の６５９位が最高でした。４度目の挑戦では１６７５位という驚異的な記録を打ち立てます。プライドをズタズタにされた虹松まもるは、佐賀県唐津市に帰還。しかし、そこにも居場所はありませんでした。”役立たずは松林に帰れ”と笑い者にされ、酷い辱めを受けます。虹松まもるは虹の松原に戻り”隠遁生活”を開始しました。しかし、黙って人生を終えるつもりはありません。強力な霊の力、負のエネルギーを身体に取り込み、”ゴーストハンターゆるキャラ”として活動することになったのです。

　虹の松原は九州でも屈指の心霊スポットとして恐れられています。現地で自殺を図る人が絶えず、怒りと悲しみに縛られた怨霊が辺りをうろついている為です。ゴーストハンターになった虹松まもるは、市民の誇りである虹の松原の平和と治安を取り戻す為に立ち上がりました。自殺者を発見した時は、生きることの大切さを説き、霊を発見した時は”悪霊退散”と大声を出し追い払ったのです。

　虹の松原は、治安と平和を取り戻す途中にあります。しかし、ゴーストハンター虹松まもるが活動を続ける限り、新たな自殺者が出ることはありません。唐津市民は彼の熱意と情熱に涙し、市のゆるキャラに再雇用しました。ゆるキャラグランプリで惨敗した事実は消えませんが、頑張って活動し続ければ必ず報われる日がくる。虹松まもるは全国で苦しむゆるキャラたちに大切なことを教えてくれました。

心霊ランク　　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★★★★☆☆☆☆☆☆　４

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＜虹松まもる　公式ツイッター＞

ふれきんちゃん（熊本県玉名郡長州町）（目次に戻る

　熊本県の帝王として君臨する”くまモン”。版権フリー（使用料タダ）を活かし、日本中に凶悪な勢いで蔓延したゆるキャラ界の雷神として恐れられています。”石を投げればくまモンに当たる”とまで言われる現代。最強の雷神に挑戦した猛者たちは、次々と返り討ちにされました。しかし、玉名郡長州町から誕生した「ふれきんちゃん」は、くまモンと戦うのではなく”共生”する道を選んだ”魚人ゆるきゃら”として皆から羨望の眼差しを向けられています。

　長州町は”金魚の町”として知られています。大半の町民は自宅に水槽を持っており、愛らしい金魚たちを飼育しているのです。また”金魚の館”という観光施設まであり、毎年多くの観光客を誘致しています。魚人ゆるキャラとして生を受けたふれきんちゃんは、地域のイベントやコラボ商品にも採用されました。さらに勢いは増し、くまモンの牙城を崩すのではないかと噂され始めます。

　ふれきんちゃんは先輩ゆるキャラへの敬意と忠義を忘れませんでした。どれだけ人気が出ようとも、同じ熊本県で戦っている同胞たちに勝負を挑む気にはなれなかったのです。同じ志を持つ者同士、助け合って前進出来るはずだと信じていました。

　２０１６年。熊本地震はふれきんちゃんの地元にも大きな傷跡を残しました。ゆるキャラ戦国時代は乱世の世を迎えていましたが、今は皆でいがみ合っている場合ではありません。”一人はみんなのために、みんなは一人のために”を合言葉に、ふれきんちゃんはくまモンやその他のゆるキャラとチームを結成しました。”いがみ合っている場合ではない”と皆を説き伏せ、熊本県再興の為に動き出します。

　ふれきんちゃんの知名度は決して高くありません。ゆるキャラグランプリにも出場しましたが、２０００位以上の大惨敗を喫しています。しかし、彼の活動内容は大変素晴らしく、お世話になった町民の為に尽くしたいという熱いソウルは、熊本県民の心をひとつにしました。熊本地震から３年が経過します。復興はまだまだ道半ばですが、ふれきんちゃんやくまモンがいる限り、熊本県の未来は安泰でしょう。

チームワーク　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★★★★★☆☆☆☆☆　５

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＜長州町観光情報　公式ホームページ＞

チキなん番長（宮崎県延岡市）（目次に戻る

　”チキン南蛮”は日本中で愛されている鶏料理です。弁当や飲食店はもちろん、自宅で手軽に作れることもあり、からあげ南蛮やハンバーグ南蛮、ウナギ南蛮などの亜種も数多く誕生しています。しかし、宮崎県延岡市がチキン南蛮発祥の地と知っている方は少ないはず。「チキなん番長」は地域経済の発展と繁栄を願って誕生したゆるキャラです。頭にタルタルソースを乗せヤンキー特攻服を着こなす姿は、一度見れば目に焼き付いて離れません。

　チキなん番長は、延岡市のご当地料理や特産品、工芸品などを紹介しています。ふざけた格好が逆にかわいいと話題になり、知る人ぞ知る（知らない人は知らない）ゆるキャラとして人気を博しました。なお、この愛らしいキャラクターも税金を投入されて作られました。役人たちの思惑通り、チキなん番長は飛ぶ鳥を落とす勢いで勢力を拡大します。しかし、ゆるキャラの世界はそう甘くありませんでした。

　満を持してゆるキャラグランプリに挑戦したチキなん番長は、初年度に３７６位を記録。しかし以降は惨敗続きで、１０００位以下まで順位を下げることになりました。タルタルソースと特攻服のコラボは、現代日本では受け入れられなかったのです。恥辱に塗れたチキなん番長は、活動の場を宮崎県内に限定します。全国制覇は成し遂げられず、税金を投入した役人たちもガッカリ。イラストや着ぐるみにどれだけ大金をつぎ込もうと、ゆるキャラの世界に入れば、皆同じスタートラインに立たされます。資金の大小で勝負が決まる政治の世界とは違うのです。

　チキなん番長は延岡市でひっそりと南蛮弁当を売り歩いています。また、イベント等でも営業活動しており、その姿はヤンキーというより真面目な好青年にしか見えません。ゆるキャラ世界の厳しさを目の当たりにし、考えを改めたのでしょう。高カロリーなチキン南蛮は、健康志向の日本人から敬遠されつつあります。政府も”バランスの取れた食事を心がけましょう”と奨励しており、チキなん番長は苦しい立場に追いやられました。

　税金を使ってチキなん番長を生み出した役人たちは、はるか高みから胡坐をかいて下界を見下ろしています。さらに、宮崎県延岡市が生み出した鶏料理も、高カロリーを愛するおデブたち以外からは無視されつつあります。しかし、このまま地域の特産料理が消されるのを黙って見過ごすことは出来ません。チキなん番長は役人や政治家に宣戦布告します。タルタルソースを頭に乗せたヤンキーは、”最後の聖戦”を開始すべく動き出しました。

カロリー　　　★★★★★★★★★☆　９
可愛さランク　★★★★★★★★★☆　９

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＜宮崎観光協会オフィシャルサイト＞

しまらっきょくん（鹿児島県大島郡沖永良部島）（目次に戻る

　他のゆるキャラとは一線を画す「しまらっきょくん」は、不気味さを前面に押し出した風貌を売りにしています。また、服装を自在に変更出来ることも大きな特徴です。”見た目はらっきょ、心は鹿児島県民”をモットーにしており、大島郡沖永良部島の為に日夜営業活動を行っています。なお、彼の顔は普通のらっきょに比べると先端が長く、”浣腸”のようにも見えます。

　”島らっきょ”は先端が長く、栄養素を豊富に含んでいます。また苦みと臭みが強烈で、好き嫌いが分かれる食べ物かもしれません。しまらっきょくんは、沖永良部島の特産品をアピールし、地域振興に貢献してきました。しかし、知名度は非常に低く、認知していない鹿児島県民もいるほどです。原因は、活動範囲が島に限られており、ＰＲの場が少ないこと。そして、遠くから見ると不審者にしか見えない容貌にありました。瞳孔の開き切った目は、対峙する者を不安にさせ恐怖感を煽ります。子供は近寄らず、お年寄りには警察に通報される始末でした。

　怖いもの知らずのしまらっきょくんは、２０１５年のゆるキャラグランプリに出場します。しかし、結果は火を見るよりも明らかでした。１４９７位という歴史的大惨敗を喫し、暗闇の底に叩き落とされたしまらっきょくんは、失意のまま沖永良部島に帰還します。彼は”黒糖焼酎”を浴びるように飲み、引きこもりがちの生活を送るようになります。皆の期待に応えられず、都会のゆるキャラたちにも馬鹿にされ、身も心もボロボロの状態でした。島民は”勝ち負けが全てじゃない”と優しい言葉をかけてくれましたが・・・

　しまらっきょくんは暗闇からはい上がり職場復帰を果たしました。生みの親にかけられた言葉がキッカケで大切なことを思い出したのです。”ゆるキャラはなぜ落ちるのか。這い上がる為だ”・・・地方自治体は深刻な予算不足に苦しんでいます。一部の役人たちが税金を無駄遣いするおかげで、真面目に働く公務員たちがその責任を負わされているのです。しまらっきょくんは苦しんでいる役場の人たち、そして島民の為に戦うことを決めました。観光地や特産品をアピールし観光客を誘致出来れば、地域経済の大きな助けになります。

　地方自治体で頑張るゆるキャラたちの多くは、悪（役人）に屈せず地元民の幸せを考え戦っています。しまらっきょくんも”ヒーロー”の一人であることをたくさんの方に知って頂ければ幸いです。

ヒーローランク　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　　☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆　０

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＜おきのえらぶ島観光協会　公式ホームページ＞

天ぷらのぷーらくん（沖縄県沖縄市）（目次に戻る

　沖縄市銀天街のマスコットキャラとして誕生した「天ぷらのぷーらくん」は、手作り感満載の着ぐるみが目印のご当地ゆるキャラです。愛らしいデザインは、商店街で営業されている皆さんの意見を出して完成したそうです。やる気や情熱があれば、予算に関係なくゆるキャラを生み出せる素晴らしい例だと思い、紹介することにしました。

　人気者になる”ゆるキャラの容姿”は、可愛くシンプル、そして一度見たら忘れられないという共通点があります。くまモンは子供でも簡単に描けますね。ひこにゃんは”兜をかぶった猫”という強烈なイメージを全国に植え付けました。天ぷらのぷーらくんは、黄色いモコモコの天ぷらに手と足が生えただけのシンプルなデザインです。手に持っている本と買い物袋を除けば、全国一シンプルなゆるキャラと言っても過言ではありません。

　”幼稚園児の落書きかよ”と揶揄したくなる気持ちも分かります。しかし、天ぷらのぷーらくんは、可愛くシンプル、一度見たら忘れない容姿を全て兼ね備えたスーパーヒーローになる可能性を秘めています。ゆるキャラグランプリへの出場実績はありませんが、一歩間違えれば、ひこにゃん＆くまモンの牙城を崩せるかもしれません。ＳＮＳ等を駆使して知名度を上げているので、２０２０年以降の活躍に期待したいと思っています。

　ゆるキャラ開発のレベルは年々上がっています。また、個性を出したい、地域の特産品や工芸品を紹介したいという思いが強いほど、デザインに凝り過ぎてしまう傾向があります。依頼を受けたプロのイラストレーターは、持てる技術を全て動員し、必要なものを全て兼ね備えたゆるキャラを開発してくれるかもしれません。しかし、それが一般大衆にウケるかは別の話です。

　天ぷらのぷーらくんは、銀天街商店街の地域おこしに貢献しています。つぎはぎだらけの着ぐるみは、数千円の予算で作れそうなほどシンプルですが、地域住民の熱意と情熱、そして愛が詰まっています。これからさらに知名度を上げれば、ゆるキャラ界に新風を巻き起こすことも十分可能です。なお、天ぷらのぷーらくんを応援したい方は、ツイッターをチェックしましょう。

揚げ具合　　　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★★★★★★★★★★　１０

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＜天ぷらのぷーらくん　公式ツイッター＞

ひょう助（宮崎県日向市）（目次に戻る

　一般社団法人”日向市観光協会”のＰＲキャラクターとして誕生した「ひょう助」は、身長２ｍの”ひょっとこゆるキャラ”です。宮崎県日向市で毎年開催される”日向ひょっとこ祭り”が主な活動の場となっていました。なお、デザインと名前は一般公募で選ばれています。コストを極限まで切り詰めている点が素晴らしく、さらに民間から行政に逆輸入された稀有な存在としても認知されています。

　夏祭りで荒々しく踊り狂うひょう助は、地域の老若男女に支持され少しずつ勢力を拡大しました。しかし、誕生当初は否定的な意見も多く、決して順風満帆なゆるキャラ人生を送ってきたわけではありません。”２頭身の体形とひょっとこ顔はミスマッチだ”、”口の形がイヤらしい”などと揶揄され、夏祭り以外で出番はなかったそうです。しかし、ひょう助は持ち前の能天気さとゆるキャラ魂で困難に立ち向かいます。日向市の観光需要と特産品販売向上を図るべく踊り続けたのです。

　民間企業（法人）から誕生したゆるキャラが行政のＰＲを務めた例はほとんどありません。自治体は税金をかけて精錬されたデザインのキャラクターを考案する為です。否定的な意見の多かったひょう助が日向市の観光大使になると予想出来た人はいませんでした。しかし、地道な活動、重たい頭を振り乱して踊る姿を見た人たちは少しずつ彼の虜になります。”ダサかっこいい”、”口の形がセクシー”などの肯定的な意見が多くなり、気がつくと日向ひょっとこ祭りの”プリンシバル”と呼ばれるまでに成長しました。

　ゆるキャラの世界は浮き沈みが激しく、一度否定的な意見や指摘を受けると立ち上がるのは非常に困難です。数千体の英傑たちがしのぎを削る”群雄割拠”の時代では、小さなほころびが致命傷になりかねません。ひょう助は”スケベ顔”のレッテルを貼られ、一線から退かざるを得ない状況に追いやられました。しかし、戦うことを止めずコツコツと努力を続けた結果、日向市の観光大使に任命されたのです。

　ゆるキャラグランプリの結果は芳しくありませんでしたが、ひょう助の戦いが終わった訳ではありません。彼は、己のモットー”決して屈しない。決して・・・”を貫き通すべく、今日もどこかで荒々しく踊り続けます。

不屈の精神　　★★★★★★★★★★★　１１
可愛さランク　★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆　２

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＜日向ひょっとこ夏祭り実行委員会ブログ＞

しまばらん（長崎県島原市）（目次に戻る

　”税金妖怪”と噂される「しまばらん」は、どこかで見たことのある容姿をした”マシュマロゆるキャラ”と呼ばれています。”Ｙ怪ウォッチ”の作者にデザインを依頼した結果、不敵な笑みを浮かべるクリーチャーが誕生しました。流行りに乗った長崎県島原市の浅はかな考えが凝縮されており、また、血税を使った割には意外と単純な容姿をしていることから、”実は役人が適当に考えたデザインだろ”と揶揄されています。ゆるキャラグランプリでは好成績を残していますが、知名度はひこにゃん＆くまモンの足元にも及びません。

　島原市はなぜ妖怪のデザインをゆるキャラに採用したのでしょうか。Ｙ怪ウォッチが大人気なのは周知の事実です。しかし、地域の観光スポットや特産品。工芸品などをＰＲするには明らかに”不向き”と言わざるを得ません。大人気漫画（ゲーム）のビッグウェーブに乗り”一儲けしてやるぜ”と考えたのでしょうが、税金の投入額と人気は比例しません。しまばらんは”一定の人気”を集めたものの、大して知名度の上がらない残念なゆるキャラになりました。

　世界文化遺産にも選ばれた”隠れキリシタンの関連施設”は、虐げられたキリスト教信者の悲しい歴史を知ることが出来ます。私も２泊３日で見学に行きましたが、素晴らしい以外の言葉が思いつきませんでした。しかし、しまばらんがこの施設をＰＲ出来るとは到底思えません。”妖怪ゆるキャラ”である点もマイナス要因です。”命を落としたキリシタンの霊を愚弄している”と勘違いされかねません。流行りに乗った結果、島原市は使い方の難しいゆるキャラを抱えることになりました。

　ゆるキャラグランプリで中途半端に良い成績（２０１７年に１４位を記録）を納めた結果、長崎県民の多くがしまばらんを認知しました。今は”かわいい”、”マシュマロマンみたい”と肯定的な意見がほとんどですが、全国展開には至っていません。隠れキリシタンの関連施設を紹介させれば、自分の首を絞める可能性もあるでしょう。しまばらんは、流行りに乗った自治体、役人の思惑を見事に裏切りました。

　観光スポットや特産品紹介に、流行りのキャラクターは必要ありません。市民の想いや情熱が詰まっていれば、子供の考えたデザインでも大ヒットする可能性は十分にあります。ゆるキャラ成功の可否は、税金投入額の大小では決して決まりません。

パクリランク　★★★★★★★★★★　１０
可愛さランク　★★★★★☆☆☆☆☆　５　

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＜島原市　公式ホームぺージ＞

島津いずみ（鹿児島県出水市）（目次に戻る

　鶴の渡来地として有名な鹿児島県出水市。九州南部の穏やかな気候を求めて、毎年数万羽が越冬の為に訪れます。また、鶴専用の観測センターもあり、多くの観光客を受け入れています。そんな出水市から爆誕した「島津いずみ」は、ハート型の白目が特徴的な”狂気のゆるキャラ”として人気を博しています。初めて実物にお会いした時、”目がヤバい。まさか薬をキメてるのか？”と恐怖を感じました。

　デザインは出水市在住の漫画家に依頼したそうです。九州地方で最も有名な大名”島津家”と、鶴の観測チームを組み合わせたデザインは悪くないと思いました。首にかけている”双眼鏡”とハチマキがチャームポイントなのでしょう。しかし、彼女には良い点を全て吹き飛ばす大きな問題点がありました。島津ひとみは真っすぐ立った状態でも、なぜか目だけ上を向いているように見えるのです。瞳をハート型にした影響なのかは分かりません。

　近くで見るとかわいい表情をしているのに、少し離れると”薬をキメたヤバい奴”にしか見えません。常に上を向いている目が恐怖を煽り、全開の口と相まってさらに狂気を感じさせるのでしょう。ほんの少しパーツがおかしいだけで、全てが狂ってしまった残念なゆるキャラと言わざるを得ません。なお、２０１５年のゆるキャラグランプリに出場しましたが、結果は火を見るよりも明らかでした。

　ゆるキャラは地方経済に恩恵を与える救世主として誕生しました。しかし、使い方は間違えればマイナスのイメージを持たれかねません。島津いずみを見て、”出水市に行けば薬をキメられる”と勘違いされる可能性もあります。税金を投入してマイナスイメージを拡散するなど狂気の極み。これからゆるキャラを開発される方は、違和感を感じることがあればすぐ是正もしくは意見提起しましょう。

　島津いずみは、目だけ修正すれば標準的なゆるキャラに戻れるでしょう。なお、今の状態を放置すれば、将来、出水市に壊滅的な打撃を与えかねません。活動を制限すれば問題ないと考える方もいますが、ゆるキャラグランプリに出場した実績はインターネット上に拡散されています。出水市＝キメれる街、と勘違いされる前に行動を起こすべきでしょう。

世紀末ランク　★★★★★★★★★★★★　１２
可愛さランク　★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆　３　

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＜出水ブランド　さつまいずみさん　公式ホームページ＞

ヒオッキー（鹿児島県日置市）（目次に戻る

　最後に紹介するのは”ＪＡさつま日置”のマスコットキャラクター「ヒオッキー」です。民間企業出身のため、税金や補助金には一切頼っていません。なお、日置市のゆるキャラとして２０１５年に誕生した”ひお吉くん”よりも知名度が高く、地方自治体は悲しい現実を突きつけられているようです。しかし、全国レベルで見れば、ヒオッキーも”その他大勢”に分類される雑魚でしかありません。

　日置市の代表として”ゆるキャラグランプリ”に出場したヒオッキーは、全国の壁にぶち当たり、粉々に爆散しました。知名度が低いことも惨敗を喫した要因のひとつです。しかし、最大の問題点はイラストと着ぐるみが全く違うことでしょう。ポスターに描かれたヒオッキーは、躍動感あふれる表情、２頭身の愛くるしいボディ、そして顔の横から突き出したベロがチャームポイントになっていました。しかし、着ぐるみになった彼からは、それらの要素が全て削ぎ落されていたのです。

　中途半端な頭身、死んだ魚のような目、そして狂気を感じさせる飛び出したベロ・・・着ぐるみになったヒオッキーは、まるで”頭のイカれた犯罪者”のように見えます。彼の仕事は”日置市の農作物や畜産を台風や害虫から守る”ことです。しかし、初めてその姿を見た人の多くは、”誘拐犯もしくは爆弾魔”と勘違いします。自治体のように大金を投入しろとは言いませんが、もう少し着ぐるみのクオリティを上げれば、第一印象の悪さを改善出来るかもしれません。

　ひこにゃんやくまモンのような”大当たりゆるキャラ”が誕生する確率は非常に低いかもしれません。しかし、数万、数十万円の予算を渋り意味不明な着ぐるみを作っても意味がないのです。”安物買いの銭失い”ですめばいいですが、負のイメージを拡散することになれば目も当てられません。イラスト通りのヒオッキーを製作出来れば、その他大勢の現状から抜け出せる可能性もあるでしょう。

　素晴らしいイラストのゆるキャラも、売り出し方を間違えればその他の失敗作と同じ末路を辿ります。予算の”しがらみ”は十分理解出来ますが、中途半端な仕上がりの着ぐるみやＰＲ活動等は、企業だけでなく地域経済にまで悪影響を及ぼす可能性もあります。ゆるキャラ業界に参入する時は、それなりの心づもりをしておきましょう。

犯罪者ランク　★★★★★★★★★★★★　１２
可愛さランク　★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆　２　

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＜ＪＡさつま日置　公式ホームぺージ＞

まとめ

　今回は九州地方の”キモかわいい”ゆるキャラたちを紹介しました、ひこにゃんやくまモンのように成功するキャラクターは非常に少ないことを理解頂けたと思います。

　日々激しさを増すゆるキャラ界で生き残ることが出来れば、地方経済も大きな恩恵を受けます。しかし、その他大勢に分類されれば、つぎ込んだ予算は雲散霧消し、悲しい記録だけが残るでしょう。２０２０年のゆるキャラ界を引っ張るニューヒーローが九州地方から誕生することを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。