インドネシア土砂崩れ、11人死亡、12人行方不明 中部ジャワ州
土砂崩れはジャワ州郊外の少なくとも3つの集落で13日に確認され、数十軒の家屋が被害を受けた。
.jpg)
インドネシア中部ジャワ州郊外で発生した土砂崩れについて、国家災害対策庁は15日、これまでに11人の死亡を確認し、12人の捜索を続けていると明らかにした。
土砂崩れはジャワ州郊外の少なくとも3つの集落で13日に確認され、数十軒の家屋が被害を受けた。
地元テレビ局が報じた映像には土砂に飲み込まれ大破した民家の泥をシャベルでかき出す救助隊員の姿が映っていた。
報道によると、現場に続くいくつかの道路も土砂で寸断されているため、大型重機を搬入できずにいるという。
救助隊の責任者は地元テレビ局の取材に対し、「土砂崩れが発生した場所は足元が不安定で、重機の搬入は難しく、二次災害の恐れもあるため、慎重に作業を進めている」と語った。
ロイター通信は当局者の話しとして、「少なくとも12軒の民家が全壊したとみられる」と伝えている。
被害の全容は明らかになっていない。一部の地元メディアは50~60棟の建物が全壊または損壊したと伝えている。
インドネシアの雨季はおおむね11月から4月ごろまで続く。
