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▽トルコは長年、シリア反体制派を支援してきた。
2025年5月24日/トルコ、イスタンブール、エルドアン大統領(右)とシリアのシャラア暫定大統領(ロイター通信)

トルコのエルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領が24日、イスタンブールでシリア暫定政府のシャラア(Ahmed al-Sharaa、通称ジャウラニ)大統領と会談した。

トルコ大統領府によると、エルドアン氏は会談の中で米国とEUによる対シリア制裁の解除を歓迎したという。

米財務省は前日、シリア暫定政府・中央銀行・国有企業との取引を許可する命令を発行。これにより、アサド政権時代に科された厳しい制裁は緩和され、シリアへの投資が可能となった。

EUも今週初め、対シリア制裁を解除することで加盟27カ国が合意したと発表した。

トルコ大統領府はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「エルドアン大統領はシャラア大統領に対し、トルコは制裁解除を歓迎すると伝えた」と書いた。

アサド(Bashar Assad)前大統領は昨年末、HTS率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

トルコは長年、シリア反体制派を支援してきた。

地元メディアによると、両国の外相と国防相も首脳会談に出席したという。

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