▽タンクローリーが前の車を追い越そうとして対向車線にはみ出し、ミニバスに衝突した後、バンと正面衝突し、21人が死亡、複数人が病院に搬送された。
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メキシコ中部プエブラ州とオアハカ州を結ぶ幹線道路で発生した多重事故について、捜査当局は16日、タンクローリーが無理な追い越しを試みた結果、大勢が死傷する事故につながったと明らかにした。
事故は14日に発生。タンクローリーが前の車を追い越そうとして対向車線にはみ出し、ミニバスに衝突した後、バンと正面衝突し、21人が死亡、複数人が病院に搬送された。
タンクローリーは谷に転落後、炎上した。
プエブラ州政府はSNSへの声明で、「少なくとも3台の車が事故に関与したとみられ、これまでに21人が死亡、不特定多数の人々が病院に搬送された」と述べていた。
地元メディアによると、タンクローリーの運転手も死亡したという。
警察が目撃者と生存者から話しを聞いている。亡くなった21人の身元は明らかになっていない。
オアハカ州では3月にはバスが絡む事故があり、11人が死亡している。2023年にバスが渓谷に転落した事故では29人が死亡した。