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▽マルフリグはすでにBRFの株式の50%強を保有している。
ブラジルの食肉加工会社BRFのロゴ(ロイター通信)

ブラジルの食品加工会社マルフリグ・グローバル・フーズが15日、鶏肉・豚肉加工会社BRFの買収を完了する計画を発表した。

マルフリグはすでにBRFの株式の50%強を保有している。

この買収はマルフリグが世界最大の食肉加工会社JBSに対抗するために規模を拡大するという、長年にわたる戦略の一環である。現在、3社ともサンパウロに上場している。

公開情報開示の中で、マルフリグとBRFは提案されている取引について、BRFの株主が所有しているBRFの株式1株につきマルフリグの株式0.8521株を受け取る株式交換を行うとしている。

さらに、マルフリグが所有する米国の食肉加工会社ナショナルビーフも新会社に統合される。

両社は共同声明の中で、「この提携により年間8億500万レアル(約200億円)のシナジー効果を見込んでいる」と述べた。

マルフリグの株主はこの提案について、6月18日に投票する予定である。

BRFの幹部はオンライン会見で、「この取り組みは両社の強みを生かし、グローバルな舞台で巨大食品メーカーに対抗する力をつけることを目的としている」と述べた。

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